十分考慮すべきラグビー代表選手達のコンディション

 今年の1月8日からラグビートップリーグに代わって始まった
JAPAN RUGBY LEAGU
E ONEは、今シーズンは5月まで行われる
スケジュールらしい。

 南半球スーパーリーグに参加していたサンウルブスが撤退した
事で日本代表を強化するにはレベルアップが必要不可欠なわけで、
リーグワンの充実が大いに求められるのだが少し気になるのはオフ
の日程である。

 ラグビー界はウインドーマンスといって国別対抗のテストマッチ
を行う月が6月と10月下旬から11月にかけて予定されているので、
その期間は当然ながらリーグ戦は開催されない一方で代表選手達は
ここで全力を尽くして戦う事になる。

 そうなると問題になるのは代表選手のオフだ。

 昭和の時代にラグビーは代表の試合が現在と同じく5月~6月頃と
10月~11月頃に行われたいた一方、大学や社会人は5月頃の春シー
ズンが終わると7月から8月に夏合宿を行って9月の本シーズン開幕
を迎え1月15日で全てのスケジュールを終えるというのが定番だった。

 つまり多くのチームは年内でシーズンを終えて4月初めぐらいまで
オフだったのだが、今では代表の合宿期間を入れると代表選手のオ
フが異常に短くなる事になるのではないか。

 最近のラグビーはインプレー時間が長いため週に1試合というのが
常識的になってきているので、リーグワンのスケジュールも週1試合
が基本でトップリーグ時代と比べて試合数を少なくするために3部に
分けているのが実情だ。

 ラグビー自体が実質プロ化して選手達の負荷が以前夜も高くなって
いるし、代表強化には強化合宿が事前に組み込まれるのでフルに1年
戦う事になるわけで当然ながらケガなどが続出する事態は十分に予想
できる。

 サッカーでも言われるのがW杯で戦う場合に選手のコンディション
調整は最重視されているのだから、サッカー以上に負荷が高いラグビ
ーでは充実したオフシーズンも要求されるのではないだろうか。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« やはり激突!... 一旦やられる... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。