福岡“3位の呪い”打ち破った!ドローで5年ぶりJ1復帰 C大阪無念
Jリーグの全日程が昨日で終了したのだが最終戦はJJ1昇格プレー
オフの決勝でJ2の3位だった福岡が、終了3分前に中村北斗の同点
ゴールで4位だったC大阪相手に引き分けに持ち込んで5年ぶりのJ1
昇格を決めた。
J1昇格プレーオフの決勝は中立地で行われ事前に決まっていたの
だが今年は国立が使えなかったりした事などから事前にC大阪の本拠
地・ヤンマースタジアム長居になっていたし、このプレーオフが始
まって以来J2で3位だったチームは昇格できないというジンクスが
あったので一見C大阪に流れがあるように思われた。
ただし福岡は今シーズンから就任した井原正巳監督が開幕3連敗
スタートから立て直し4節からは11戦無敗の快進撃を始めると、終
盤の12試合は11勝1分という成績で得失点差で2位こそ逃したものの
リーグ戦での4位との勝ち点差は15もあったのだ。
J1が今シーズンからチャンピオンシップを復活させたにも拘わ
らず年間勝ち点1位の広島が順当に3位のG大阪を1勝1分で制して
優勝を決めたのに続き、過去3年間昇格を逃していたJ2の3位チー
ムが初めてJ1に昇格したのだから年間の成績が実力を反映して
いるという事だろう。
奇しくも今から20年前に福岡はJ2で優勝してJ1昇格を決め、それ
までのブルックスからアビスパへと名前を変えたのだ。
正直言ってアビスパになっての20年は無能なフロントにも影響
されて過ごしたのが殆どで、過去3度の降格も素人としか思えない
フロントのチーム運営に泣かされたケースが2度もあったのだから
いかにフロントが大事か分かるだろう。
今シーズンから新しいスポンサーが付いて流れもよくなったよう
だから、鳥栖のようにJ1に定着して欲しいものだ。