甲子園のヒーロー2人が引退し

 今年のプロ野球界は松坂大輔と斎藤佑樹という90年代&00年
代に、甲子園を沸かせた甲子園の優勝投手2人が引退を表明した
年となった。

 ご存じのように松坂は横浜で98年春夏連覇のエースとして、
斎藤は06年夏の優勝投手として一躍国民的ヒーローになったわ
けだが共に故障続きでの引退という残念な結果になっている。

 その原因が投げ過ぎで松坂は夏の準々決勝のPL学園戦で延長
17回を1人で投げ切り準決勝は1イニング投げただけだったが決
勝ではノーヒットノーランを達成していたし、斎藤も決勝まで
の5試合をほぼ1人で投げただけでなく引き分け再試合までフル
に投げているのだから凄い。

 松坂はライオンズやMLBのボストンで素晴らしいピッチング
をしていたのだが11年目の09年から故障を頻発させ手術を受け
てはリハビリというキャリアで13年間を過ごしたし、斎藤も2
年目まではボチボチだったものの3年目からはパッとしない形
でのキャリア晩年だった。

 松坂のキャリア後半が度重なる故障続きになったのはリハビ
リ期間中にガマンできず、医者のリハビリメニューを守らずに
投げたりしていたというがあった。

 恐らく斎藤も同じような形で投げ込み中毒的なものがあった
と思われるし、共通点は甲子園で投げまくって優勝という最高
の成功を収めスーパースターになったという成功体験。

 日本のマスゴミは早くも松坂コーチ&監督を待望しているよ
うだが、少なくとも現役時代の投げ過ぎに対する反省がなけれ
ば絶対にコーチなど務めるべきではないと思う。

 最近のMLB中継では岡島秀樹や岩村明憲らMLB経験者が解説
するケースが多くMLB基準での解説をしてくれるので、聴き心
地がいいのだが果たして松坂がそういった聴き心地のいい解説
ができるかどうか。

 ちなみに石毛宏典など一時期MLBの解説をしていた時期に、
露骨にMLBのやり方を批判していたものの監督では全くダメで
解説者としてもフェードアウトしているのだが果たして・・・

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