牧史郎80回目の誕生日

 80年前の今日41年12月8日は日本海軍の機動部隊から発進した艦
載機部隊がアメリカ太平洋艦隊の基地であったハワイ・オアフ島の
真珠湾を攻撃し、太平洋戦争が始まった開戦記念日という事で当然
ながら開戦80年目の話が出ているのだが他には針供養の日として知
られている。

 そんな中でヒーロー作品的に忘れてはならないのが岸田森演じる
怪奇大作戦の実質的主役・牧史郎の誕生日という事になり、作中の
話ではあるが存命ならば80歳を迎えていたはずだ。

 牧の誕生日が12月8日というのは15話・24年目の復讐で語られて
おり、この日はSRIに事件を持ち込む町田大蔵警部が警視庁に警察
官として配属された日という事になっていた。

 これも24年目の復讐の中で牧は3歳ぐらいの時に姉・チエコをア
メリカ軍の機銃掃射で亡くしたという辛い過去を持っており、第2
次大戦時の遺物やテクノロジーが事件に絡む事も多いため複雑な
思いを抱えて事件解決に挑むという設定だった。

 ちなみに牧を演じた岸田森は39年生まれだから、どちらかとい
えば実年齢よりも年上のキャラを演じる事が多い岸田にとって珍
しく年下キャラを演じているわけだ。

 牧というキャラは沈着冷静な科学の信奉者という設定になって
いるのだが4話・恐怖の電話では犯罪トリック解明に熱中するあま
り、参考人に拷問まがいの取り調べを行うなど狂気に近い冷徹な
一面を持っていた。

 とはいえ京都買いますでは仏像を愛した須藤美也子に惚れ込む
ものの悲恋に終わるわけで、こういった経験をしているのを考え
ると科学捜査研究所=SRIの捜査員を引退した後は的矢所長の跡
を継いで所長になっていたのではないかと思ったりする。

 

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