2015夏の甲子園 第9日

高崎健康福祉大高崎、同点から8回一挙5点で決めた 16強出そろう

 今日の3試合でベスト16が出揃う2回戦最終日の9日目の注目
カードは第1試合の滝川第二-仙台育英。

 初戦で圧勝した育英打線を初戦の中越戦で掴まった友井がどこ
まで抑える事ができるか?

 滝川打線が育英の佐藤から何点の援護をできるかも注目だ。

 第2試合は初戦で智弁和歌山に逆転勝ちした津商の勢いを鳥羽が
どこまで止める事ができるかで、地力では鳥羽が上だと思うけど
勢いという未知数がどう出るか。

 第3試合は高崎の機動力を左腕コンビの創成館の投手陣がどこ
まで封じる事ができるかだが、今年の高崎は機動力だけでなく
パワーもあるので創成館とすれば1点でも多く取って援護したい。

 第1試合:滝川第二 1-7 仙台育英

 2回に四球で出塁した6番を7番が送り2アウト後9番のタイムリーで
育英が先制すると4回には5番&6番の長短打で追加点を上げ、5回は
4番のHRで火ぶたを切ると1アウトから6番がヒットで出塁し四球で
チャンスを広げ8番&9番の長短打で4点を追加し勝負を決めた。

 滝川は1回の1アウト1・2塁を凌いだ後に1番がヒットで出塁するが
盗塁失敗し、2回にも2アウト1・3塁まで攻めるものの得点できず。

 ようやく8回に1アウトから9番&2番の長短打で1点返すのがやっと
だった。

 機動力野球を掲げる滝川だが初戦で全打席出塁し盗塁も決めた
1番の根来が1回に出塁したものの盗塁を刺されたあたりからリズ
ムが狂いだしたという感じだし、せめて5回を4番のHRによる1点で
止めておけば後半勝負に持ち込めた可能性が高いため4点目が
効いた形である。

 第2試合:津商 2-4 鳥羽

 2回のチャンスをWスチール失敗で潰した鳥羽だったが3回に9番が
2ベースで出塁しバントで1アウト3塁からスクイズ空振りでランナ
ーを挟みながら挟殺プレー失敗の後に5連打で一挙に3点を先行。

 津も4回に2ベースで出塁した2番を5番のタイムリーで返すが、
鳥羽は6回に内野安打で出塁した6番を2つのバントで3塁に進め
9番の内野安打で4-1と再び3点差に。

 津は7回にヒットで出塁した2番が暴投と2つの内野ゴロで返り再び
2点差に追い上げるが反撃もそこまで。

 ヒット数は14対4で圧倒された津にとって4回に1アウト3塁でスク
イズを外しながら挟殺に失敗し直後にタイムリーを打たれただけで
なく、5連打で3失点したのを見ると完全に流れを手放した形だろう。

 第3試合:健大高崎 8-3 創成館

 1回に創成館が3ベースで出塁した1番を2番の犠牲フライで返すが
高崎も5回に6番がヒットで出塁し7番のバントヒットと悪送球でノー
アウト1・3塁から8番の犠牲フライで追い付くと、9番&1番のヒットで
満塁から2アウト後3番の2点タイムリーで3-1と逆転。

 創成館は7回に1アウトからエラーと死球にヒットで満塁からPゴロ
エラーで1点差にすると、8回には内野安打で出塁した2番をバントで
送り4番の2ベースで追い付く。

 しかし高崎は その裏に3番が四球で出塁すると4連打など5安打を
集中し5点を勝ち越し勝負を決めた。

 創成館は高崎の機動力を盗塁0と封じたのだが4回に2アウトから
四球で出塁した4番が5番の2ベースでホームに突っ込んでアウトに
なったり、1点差に追い上げた7回になおも1アウト満塁や8回に追い
付いて1アウト1・2塁で勝ち越せなかったというのが響いた。

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