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こーじ苑
祝!名城信男 2度目の防衛成功
名城、引き分けで防衛=判定は三者三様-WBA・Sフライ級(時事通信) - goo ニュース
今日 大阪府立体育館第2競技場で行われたWBA世界Sフライ級タイトル
マッチで王者の名城信男が、1位で元Lフライ級王者のウーゴ・カサレスと
激闘の末 三者三様の引き分けで2度目の防衛に成功した。
引き分けとはいえ強敵相手の防衛だから大いに価値がある。
カサレスは減量がきつかったようで計量ではリミット割れだったものの1日
で急激に増量したようだ。
とはいえ31歳という年齢を考えると一気に増量すると体が重くなるのでは?
と思っていたから後半勝負、もしくは判定になれば名城。
前半から中盤までのKOならカサレスだった。
TV中継は20:00から1時間だが入場シーンなど前フリが そこそこあった
ので‘KOで決まったのか?’と思った。
試合は2Rまで名城が前進してプレッシャーをかけたが3Rからカサレスが
アッパーをヒットさせるなど強打で応戦、一進一退の攻防になりパンチ力に
勝るカサレスが中盤はやや優勢に。
しかし終盤になるとカサレスの足が止まり名城のアタックが効果的に
なり、11R・12Rは名城の一方的なペースでダウン寸前に追い込む。
‘最大で4ポイント差で名城の勝ちだが、最悪引き分けで防衛’と思っていた
らジャッジ2人が116-112で分かれ、最後の1人が‘114’ と言った瞬間に
引き分けを確信し その通りになった。
カサレスは試合前に‘名城は根性だけのボクサー’と言っていたが、案外
その根性が最も脅威だったのではないか?
ただでさえKO率が高いのに 頻繁にスイッチして戦いづらいカサレスに対
して倒されるリスクを恐れずプレッシャーをかけボディを攻める。
案の定カサレスは後半失速していた。
先日も触れたが名城は辰吉丈一郎と並ぶプロ入り8戦目で世界を取った
ものの2度目の防衛に失敗。
昨年9月の決定戦と4月の初防衛戦は共に日本人相手で、かなり苦戦して
いるので他の世界王者と比べて地味な存在だった。
しかし今回カサレスのような強打の実力者と真っ向から打ち合って勝ちに
等しい引き分けを勝ち取るなど海外での高評価に違わぬ実力を見せたと
思う。
これを機に海外で強豪達と是非グローブを交えて欲しいもの。
やはりボクサーは強敵との戦いでこそ
輝くものだ。
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韓国のジャッジは名城につけてくれるだろうなァ・・・とは思っていたものの、他のジャッジに関してはかなり不安でした。
終盤2ラウンドで圧倒的に押したので「これはドローもあるな」と思っていましたがその通りになってひとまずホッとしましたね。
相変わらず報道では「辛くも防衛」などと言っていますが、王者にとっては「引き分け=勝ち」なのですから、日本でもこの辺の認識が早く変わってくれることを強く希望します!
どうしてもジャッジの傾向が個人によってバラつきがあるのが厄介ですね。
東洋のジャッジは、それなりに分かるのですけど。
最終回にカサレスがコーナーに腰を落としたのをレフェリーが見落としてなければダウンを取れて判定勝ちでした。
これがWBCなら途中採点が分かるのでポイントアウトに出ていたかもしれませんので、あそこまで打ち合ってもらえたかどうか?
とりあえず負けはないと思ってました。
王者にとって引き分けは文字通り価値あるものですからね。
やはりカサレスは一気に増量した影響が出ましたね。
あそこまで失速するとは思いませんでしたよ。
名城は もう少しジャブを多く打たないとアメリカ式のジャッジには不利を被りますよね。
あそこまでダメージを与えていながら引き分けですからね。
意外に名城は海外で評価が高いですから将来は海外でビッグマッチを戦えるようになって欲しいです。