岡田ジャパン・とりあえず白星発進

 今日未明にサッカーW杯の南アフリカ大会のアジア最終予選の第1戦が
バーレーンで行われた。
 北京五輪が時差なしだったので深夜観戦や早朝観戦をせずに済んだが、
やはり国際試合のビッグイベントは眠い目をこすりながらの観戦が
醍醐味だ。
 だから3次予選までならBSでの録画中継を見ればいいと思うのだが、
最終予選という事で今朝3:30キックオフの日本対バーレーン戦をライブ
観戦する事に。

 昨夜は22:00過ぎに寝て3:20頃に目覚め居間のTVの前に座る。
 スイッチを入れると‘さぁチャンスだ!’と言うアナウンスが聞こえる。
‘もう始まったのか!’と一瞬焦ったが、何とラグビーのトップリーグの開幕
戦・コカコーラWJと九州電力の録画中継が別のチャンネルでOAされて
いたのだ。

 BSに切り替えると(民放では うるさくて見る気がしない)両国の選手達が
入場し、間もなく国家吹奏が行われた。
 ほどなくキックオフ。
 立ち上がりから玉田圭司と田中達也のFWを中心に 前からプレスを
かけてボールを支配すると、何度かチャンスを作り相手ゴールを脅かす。

 そして18分に中村俊輔がFKを決めて先制すると終了間際に中村の
シュートを相手DFがハンドの反則でPK。
 これを遠藤保仁が決め2-0でリードし理想的な展開で前半を終了。

 後半に入るとバーレーンがプレッシャーをかけてきた。
 日本のDFラインも下がり気味になったので押し込まれたが、ロングの
クロスボールは高くて強いセンターの中澤佑二と闘莉王が跳ね返し危な
げない。
 だから安心して見られたし、67分には相手DFが2枚目のイエローカード
を受け退場したので2点リードしている上に10人になったので‘楽勝’と
思った。
 更に松井大輔と交代で入った中村憲剛が85分にミドルシュートを決めて
3-0となり勝負あったかに思われた。

 ところが2分後に放り込まれたロングクロスを日本のDFが、見合って
しまいクロスが通って決められ1点差になると、更に1分後には後方から
フィードされたボールを闘莉王がヘッドでGKに返そうとしたら呼吸が
合わずにOGとなり1点差になる。

 それでもロスタイムを含めて残り5分を守りきり3-2で辛勝。 
 

 アウェーでの勝ち点3という最高の結果となった。

 W杯のアジア最終予選の初戦は基本的に大変な試合になる。

 93年はサウジと引き分け。

 97年はホームでウズベキスタン相手に前半を4-0でリードしながら、
後半3点を奪われ6-3で逃げ切っている。

 05年はホームで北朝鮮相手に幸先よく先制したが追い付かれ、後半の
ロスタイムに大黒が決めて2-1で辛勝している。

 それを考えると30度を越える蒸し暑さの中での試合で前線からプレッ
シャーをかけて戦うスタイルには驚いた。
 2-0とリードした後半も押し込まれていたが程よい緊張感があり気には
ならなかった。
 ところが相手DFが退場になり残り5分で3-0となると、さすがに緊張感が
緩んだ。

 ここで2失点するのだから、やはり最終予選は怖い。

 とはいえ来年の6月まで残り7試合を戦うわけで、3月に敗れたアウェー
での勝ち点3は大きいし勝ってなお反省できるのでチームのためにもいい
勝ち方だったと思う。

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