パリ五輪 競技11日目：レスリングのグレコで40年ぶりの金！

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　パリ五輪 競技11日目の注目種目はレスリング男子グレコローマン
60㌔級の文田健一郎が決勝に進出しており、84ロスで宮原厚次以来
40年ぶりの金メダル獲得なるか。

　曹利国との決勝は1分過ぎに曹がパッシブを受けバーテレポジショ
ンから文田がローリングで3点先行し、第2Pに曹の反撃で1点失うが
4－1で逃げ切り見事に金メダル獲得。　

　上半身の攻防しかできないグレコローマンはフリーに比べ日本人に
不利といわれる中で前回東京大会は文田が決勝進出したものの、キュ
ーバのオルタサンチェスに得意の投げを封じられて敗れた雪辱を見事
に果たした。

　女子68㌔級の尾崎野乃香は敗者復活戦でデルゲルマー・エンフサイ
ハンに勝つと、3位決定戦でもブレッシング・オボルドゥドゥに3－0
で勝ち銅メダルを獲得。

　一方女子50キロ級の須崎優衣はビネシュ・ビネシュから2－0とリー
ドしながら終了間際にタックルを決められて東京五輪に続く連覇なら
なかったが、ビネシュが決勝に進出したため敗者復活戦に回る事に
なった。

　男子グレコローマン77㌔級は日下尚がアブドエルクリム・ワカリと
の初戦、アラム・ワルダニアンとの準々決勝を連続Tフォール勝ちし
マルハス・アモヤン相手の準決勝も3－1で勝ち決勝に進出。

　スケートボードの女子パークは前回の銀メダリスト・開心那が92,
63をマークし2大会連続の銀メダルを獲得。

　卓球は女子がタイ相手に3－0、男子は台湾相手に3－1で勝って準
決勝進出を決めた。

　陸上は女子1500で田中希実が終盤接触されて順位を落としたため
救済措置で準決勝に進出するも後藤歩、やり投げのディーン元気に
走り幅跳びの秦澄美鈴や敗者復活に回った110Hの高山峻野らは全員
予選落ち。