高校野球・試合中の校歌吹奏に ついて

 早いもので夏の甲子園が終わって もうすぐ半月が経つ。

 ところで今年は初戦の2回表裏の攻撃前にそれぞれの校歌吹奏が始
まって10年目。 
 
 それまでは勝ったチームの栄誉を称えて校旗を掲揚し校歌を斉唱する
だけだったので、甲子園に出場したチームは勝たないと校歌を流してもらえ
なかった。

 最初に これを聞いたときに試合を早く進行させたがる高野連にしては
珍しい事をするものだと思った。 

 というのも高野連は70年代中盤に甲子園で活躍していた沖縄の豊見城が
守備について三方のスタンドに向かってお辞儀をしたり、高松商が1回の
守備に着く前に3塁ベースをみんなで囲んでキャプテンが口に含んだ水を
かける‘志摩供養’という儀式も試合進行の妨げになるという事で試合前の
ノックの時に変更させていた。

 また95年ぐらいから始まった9イニング内でのタイムが守備と攻撃時に
3回づつと決められたのも頻繁なタイムが試合進行の妨げになるという事
からだ。

 ならば2回表裏の攻撃前に試合を中断して校歌を流すのは試合進行の
妨げにならないか?という事になる。
 どうせなら試合を始める前に挨拶のために整列する前に両校の校歌を
流せばいいと思うのだ。

 これはサッカーのW杯やWBCあたりの国際試合では必ず試合前に互いの
国歌を吹奏してサイキックアップを図るのを真似たもの。

 そもそも勝った学校の校歌吹奏と校旗掲揚はオリンピックの表彰式を取り
入れたものだから、試合を中断して校歌を吹奏するぐらいなら国際試合の
試合前に行われる国歌吹奏を取り入れてもよさそうなものではないだろうか。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ウルトラセブ... サマーフェス... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。