セブン&ウルトラ4兄弟復活の日

 ウルトラで七夕の日OAといえば、奇しくもウルトラセブンの
‘セブン暗殺計画・後編’と、ウルトラマンエースの‘銀河に
散った5つの星’があげられる。
 これはいずれも前後編モノの後編で、セブンでは前編でガッツ
星人の計略の前にセブンが活動停止に追い込まれ‘夜明と共に
処刑する’という星人の宣言を受けて終る。
 エースではゴルゴダ星に4兄弟が捕らえられている姿を見て
動揺して超獣バラバに敗れてしまう。
 いずれも絶望感に溢れた形で前編が終っているのだ。

 そして迎えた後編。
 セブンではウルトラ警備隊がセブンを復活させるべく奔走する
話でサブタイトルを‘セブン救出計画’と変えた方が相応しいよ
うな展開だ。
 そして最後は抽出したマグネリュームエネルギーを、セブンの
額のビームランプに撃ち込みセブンを復活させる。
 
 エースはゴルゴダ星でヤプールが作ったエースキラーと戦った
エースが大苦戦の末、捕らえられていた兄弟から発射されたエネ
ルギーを集約して放ったスペースQという大技でエースキラーを
倒す。
 そしてゴルゴダ星が爆破された熱エネルギーでウルトラ兄弟は
復活して脱出するのだ。
 
 もう1つ、この話はTACがゴルゴダ星を破壊すべく有人弾道ミサ
イルを発射し操縦者は北斗が任命されるが、切り離しに失敗して
長官から‘そのまま突っ込め’と命令されたのを隊長が拒否させ、
執拗に迫る長官を隊長が殴って追い出すというシリーズ史上唯一の
トンデモシーンが見られる。
 それ以降隊長から殴られた高倉長官は登場しなくなる。
 失脚したのだろうか?

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (まみ)
2007-07-08 06:13:22
ウルトラ警備隊のセブン救出劇は、よかったですよねぇ!
息子と二人で固唾を呑んでみまもってしまいました(>_<)
われらがセブンの大ピンチでしたもんねぇ(涙)。
 
 
 
7月7日はおまえ達の誕生日だったな (柴田真紀)
2007-07-08 20:44:20
 山中隊員が唯一「イイヒト」に感じる(笑)北斗とのやりとりがありました。
「隊長がケーキを注文していたぞ」
 の台詞も良かった。

 ミサイル搭乗中の北斗と、基地内の夕子がなぜあそこで合体変身できたのか? という、ツッコミもなしにしてしまおう。
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2007-07-09 00:19:15
>まみ様
 最初がホログラフィだったというのがミソですね。
 ただ最後の救出劇ですが、星人が‘夜明と同時に処刑する’と言っていたわりにかなり日が高く上っていますけど。

>柴田真紀様
 この話から山中隊員がいい先輩になりましたよね。
 画面越しのウルトラタッチについて突っ込むのはヤボですよ。
 
 
 
初めまして (A-chan)
2007-09-28 01:32:40
初めまして。ウルトラの検索により参りました。
この回に出てくる高倉は、ウルトラ史上最悪の司令官。敵の本拠地と見たゴルゴダ星もろとも4兄弟を吹き飛ばすのに何の躊躇も無し!如何にもタカ派なだけに、ウルトラ兄弟をライバル視していた可能性大有りと私は見ております。敵は案外、味方の側にもいるのかもしれない。気を付けよう(汗)。
(余談ですが、私は13話で兄さん達がエースを逃がしたのは絶望的な「自己犠牲」なんかで無く、兄弟の存亡をエースに託した「一か八かの賭け」だったと見ております。つまりこの戦いも、5兄弟が力を合わせて勝ち取った勝利なのです(断言!)。
自己犠牲の精神は美しいですが、実際誰かが犠牲になる事は美しくも何ともありませんからね)
 
 
 
訪問ありがとうございます (こーじ)
2007-09-28 23:48:10
>A-chan様
 訪問ありがとうございます。
 確かに、このEPに登場する高倉司令官は最悪でしたね。まるで大日本帝国の指揮官を彷彿させます。
 それを殴って追い出した竜隊長の評価が上がりましたね。
 とはいえこういう話はウルトラでは前代未聞で、以後はこの手の話はありません。
 当然ですがね。

 これに懲りずに、これからも宜しくお願いします。
 
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