ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
赤塚不二夫氏を偲ぶ
漫画家の赤塚不二夫氏が亡くなった。
食道がんになった後に脳内出血などで意識不明が続いていたという
のは聞いていたので‘とうとう亡くなったか’というのが正直なところだ。
赤塚氏といえば‘天才バカボン’が、すぐに思い浮かぶが少女マンガの
‘ひみつのアッコちゃん’も描いていたとは驚きだった。
氏の作品は基本的にナンセンスギャグが多く、子供の頃には考えの
硬かった母親から‘こんなの見たらバカになる’と天才バカボンを見せて
もらえなかった思い出がある。
とはいえ‘もーれつア太郎’は見せてもらえていたので作品によるもの
だったのだろう。
ちなみに‘天才バカボンのうた’は車中で息子達に聞かせていたら大
喜びで歌っていたから、世代を越えてウケる歌だった。
またキャラクターも多彩で、やたらと拳銃を撃ちまくる本官やレレレの
おじさん、‘シェーッ’トレードマークのイヤミ、ハタ坊やデコッ八。
動物では猫のニャロメに毛虫のケムンパス、カエルのベシにウナギ犬
など1度見たら忘れられないキャラばかり。
私の子供の頃の写真に‘シェーッ’のポーズを取ったものがあるが、
当時は大はやりでゴジラまでがやっていたのだから大したもの。
そうそう地上げ屋という存在を知ったのは‘もーれつア太郎’ だった。
予断ながら小6の時に‘がきデカ’を叔父さんに見せたところ ‘これ赤塚
不二夫の新作?’と言われた事があった。
わりあいマンガを読んでいた叔父さんだから、がきデカのようなナンセン
スギャグは赤塚作品という固定観念ができたのだろう。
こういった‘鬼才’と呼べるマンガ家は、もう出ないのではと思う。
赤塚不二夫氏の ご冥福をお祈りします。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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手塚先生、石の森先生、園山先生、山川先生、藤子先生、赤塚先生 タモリはなんて言うんだろう
手塚先生の「リボンの騎士」
横山光輝先生の「サリーちゃん」
藤子先生、石の森先生、
ちばてつや先生も少女漫画を描いていらしたし
松本零士先生も少女雑誌(秋田書店)で猫漫画を連載されてました。
「乙女の心」あらばこそ、純情な少年を惹きつける女性キャラクターが描けたのか・・・
ほう、梶原御大はそんな事を言ってたのですか!
対極の作風だっただけに、意外でした。
>ある様
そうなんですよね。
昔は多かったですね、両刀使いのマンガ家は。
今では考えられませんが・・・・