度が過ぎたファンに ついて思うのが

「テレビ局爆破か無差別殺人」＝メール送信容疑で男逮捕―警視庁(時事通信) - goo ニュース

　今日の新聞に‘自分の嫌いなタレントが、好きなタレントと共演していたのが
許せなかった’という理由でOAしていたフジTVに脅迫状を送ったという記事が
載っていたのを読んで、今から30年ほど前の事を思い出した。

　それは田原俊彦と松田聖子の共演に ついて。

　以前記したように今から30年前の10月に山口百恵が三浦友和と結婚＆引退
したのだが2人が知り合うきっかけだったのがグリコのCMで、共演CMの新作
バージョンが次々に作られていき最後は結婚という形になったのだった。

　そして山口百恵が結婚＆引退してから新たにグリコのCMで共演したのが3年B組
金八先生でブレイクした‘たのきんトリオ’の田原俊彦と ドラマのおだいじにで
デビューした松田聖子。

　田原俊彦の歌をバックに2人で仲睦まじく手をつないでというシーンが印象的
だったのだが、これに双方のファンが過敏に反応。

　歌番組で隣に座っても抗議が行き、最後はTVの番組表で2人の名前が並んで
いるだけで抗議するという暴挙に走ったファンもいたので‘山口百恵と三浦友和が
グリコのCMで共演してから結婚したからといって、田原と聖子がするか？’と当時
我々は呆れたものだった。

　ちなみに当時 小6から中1だった実妹は田原俊彦のファンだったが、やはり‘松田
聖子やら いっちょん好かん’と言っていた。

　ただし82年頃には その騒ぎも収束したのだが、それぞれのファンが共演した
相手を誹謗中傷するというのに暴走とは怖いと思っていたのだ。

　おりしも30年前の今日は元ビートルズのジョン・レノンが射殺された日だが、この
犯人もジョンの熱狂的なファンだったという。

　やはり熱狂的なファンはありがたいだろうが度が過ぎると大変な事になるし、熱狂
的なファン気質は今も昔も変わらないのだと実感したのだった。