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こーじ苑
村田諒太−ゴロフキン戦が民放地上波でOAされない衝撃
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20211112-OHT1T51041
3日前にIBFミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキンとWBAミドル
級S王者の村田諒太のの統一戦が、さいたまスーパーアリーナで12
月29日に対戦というボクシング界の朗報が流れていた一方で愕然
とする事も発表された。
全く世の中いい事があると悪い事もあるわけで禍福は糾える縄の
如しとはよく言ったものだが、いい事がゴロフキンー村田線が2年
越しに決定したのに対し悪い事は地上波放送どころかWOWOWや
DAZNでの中継もなくAmazonプライムによる独占配信だという事。
このカードは もともと9月に対戦合意の情報が入っていたにも拘
わらず11月まで発表できなかったのは、DAZNとの交渉と言われて
いたので中継は国内だがDAZNかと思っていたらAmazonプライム
だったとは…という事でボクシングの立場の地盤沈下を実感したも
のだった。
思えば昭和の時代のボクシング中継は民放地上波の独壇場だった
のだが89年6月のシュガー・レイ・レナードートーマス・ハーンズ
再戦をBS1が初めて中継し一時期BS1は過去の海外の名勝負周をOA
したのを見て、専門誌の読者の投稿には‘これからはボクシングを
見るために金を払わないといけないとは、ボクシングを返してく
れ’というコメントが掲載されていたのを思い出す。
そして30年前にWOWOWが開局した時にマイク・タイソン戦を
独占中継というのが看板になっており先述した読者のような気分
になっていた一方、同じく専門誌のコラムで香川照之が‘金さえ払
えば地方によっては見られない試合が見られるのは魅力’とポジテ
ィブに語っていたので開局から約3年後の2月にWOWOWに加入し
ているわけだ。
WOWOWはフロイド・メイウェザーjrーマニー・パッキャオ戦
のようにアメリカでなら1万円以上払わないとメインのみしか見
られなかった試合を、セミファイナルなどから2530円で見られた
わけでWOWOW加入のありがたみを感じたものだ。
ここで動画配信のDAZNが参入していたわけで少なくとも日本
人選手の国内での試合は民放地上波で、海外ではWOWOWかDA
ZNが生中継というのが定着していた。
ところが国内で日本ボクシング界再々のビッグマッチをAmazon
プライムが独占するというのは挙動天地の出来事だし、もはや民
放地上波がボクシングとは拘われないという事を意味する。
思えば26年前に竹原慎二がWBAミドル級タイトルを奪取した
試合は本来TBSが中継権を持っていたにも拘わらず勝ち目がない
という事と、12月の番組改編騎だった事情も絡んで生中継されず
TV東京が関東ローカルで深夜の録画中継になっていた。
それに比べると曲がりなりにも日本のスーパースター選手が、
全階級を通じて最強といわれるスーパー王者と対戦する試合すら
民放地上波の中継ができないとなると民放地上波のボクシング撤
退が始まるのではないかと思えるのだ。
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