披露宴初出席から40年

　今から40年前の今日81年11月15日は親戚の叔母さんの結婚式が
行われ、生まれて初めて披露宴に出席する事になった。

　叔母さんは我が家の前に住んでいた祖母の妹の娘さんなので‘叔
母さん’という表記はおかしいかもしれないが、とりあえずこうい
う表記にしている。

　叔母さんには妹共々かなりかわいがってもらっていたため披露
宴に是非出席して欲しいという事で、出席しやすいように先方が
我が家の店休日である第3日曜日に設定してくれたわけだ。

　嫁ぎ先は八代という事で熊本行きも個人的には初めてだったし
我が家に車がない時代だったので、八代まで日帰りができるとは
思わなかった。

　私が生まれた時に結婚してなかったのは母親の弟2人だったが下
の叔父さんは68年に福岡市内で、上の叔父さんは79年に東京で結
婚していた。

　ただし68年は私が幼稚園だった事から結婚式&披露宴の間は店
の従業員の人とデパートで遊んでいたし、79年は中学卒業後だっ
た事から叔父さんの両親である祖父母のみが出席し4月の第3日曜
日に祖父の出身地である津久見の親戚なども集めてコチラの披露
宴を行っているので正式な披露宴には出席してない。

　という事から妹も含めて初めて披露宴に出席したわけだが高3
だった私と、中1だった妹も学生服着用での出席だったので妙に
堅苦しかったのを覚えている。

　会場は今のような結婚式場ではなく料亭のような会場だった
ので最近とは違った雰囲気の披露宴だったわけだが、祖父が謡
曲の高砂を謡うぐらいで当時カラオケは出始めではあったが歌
を歌うというのはなかったのだ。

　驚いたのは披露宴終了後に会場を移して新郎である叔父さん
宅に移動して、叔父さんの親戚一同を集めた披露宴の二次会を
したのだから‘まだあるのか’と思ったものだ。

　これが終わったのは17：00過ぎでありマイクロバスで帰宅し
たのは20：00前だったのだが、やはり宴会のハシゴというのは
疲れるものだと実感したのだった。