ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
08夏の甲子園・第16日
第16日:脅威の‘つなぎ’と‘一発’
第1試合:常葉菊川9-4浦添商
浦添は疲れの残る伊波ではなく慶應戦で好投した島根を登板させるが、
1回は3人で終わらせたものの1点を先取した2回に足が痙攣して乱れ2安打
1四球でノーアウト満塁から死球で押し出しとなって同点、更にタイムリーで
逆転され伊波が緊急登板。
伊波は2アウトまで取るが2番から走者一掃を打たれ、更に満塁から5番に
HRを打たれて9-1となる。
2回に2ベースとエラーで先制した浦添だが2アウトから3連打で2点を返
すと、6回にも4番の2ベースを足場にタイムリーで1点を返しなおもノーアウト
満塁と攻め立てる。
ここで菊川は1アウト後、伊波のセンター前に抜けそうな一打をセカンドが
ファインプレーでキャッチし併殺。 これで勝負は決まった。
浦添にとって不運だったのは2回に島根が足を痙攣させてしまい、伊波の
準備が不足していた事。
ヒット数は浦添が13安打なのに対し、菊川は10安打。
にも拘らず9-4とは、いかに菊川打線の集中力が凄いか分かる。
それにしても菊川は3回戦の倉敷商相手に7点を、前日も智弁相手に10
点を挙げたが今日も9点と‘ビッグイニング打線’は脅威である。
第2試合:大阪桐蔭9-4横浜
戦うごとに横浜のエース・土屋は立ち直りを見せていただけに勝ち方を
知っている横浜有利か?と思っていた。
2回に1アウト2塁から3塁盗塁を仕掛けてキャッチャーの悪送球を誘い
先制した時には、その感を強くした。
しかし桐蔭は3回に1アウトから四球で出たランナーを4連打で逆転し2
アウト後タイムリーで一挙5点を挙げる。
横浜も3回に1アウト2塁からタイムリーで、5回には2アウト3塁から相手
エラーで1点づつ返し2点差に迫る。
次の1点が勝負を分けると思われたが、7回に桐蔭が1アウト3塁からスク
イズで待望の追加点を挙げると8回には2本の3ベースで7点目を取り、
その裏に横浜も3安打で1点を返すが9回に2アウト2塁から4番の2ランで
9-4とし勝負を決めた。
桐蔭が14安打に対し横浜は8安打とヒット数でも完勝だった。
さてファイナルだが常葉菊川は初戦こそ打線が抑え込まれたが、 2試合
目からは打線がつながり始めたし打てなくても初戦のように機動力で点を
取れるのは大きい。しかも4試合で4本のHRが出ている。
桐蔭も打線のつながりは負けてない、つながる打線に6本のHRが3回戦
以外で出ている。
つながりを意識した打線は長打が減るのだが、両チームともHRも出る
のだ。
それに対して投手は複数揃えているが、菊川がエースの戸狩が肘を痛
めているのに対し桐蔭の方が安定しているだけに打線のつながりが勝負
を分けると思われる。
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肘痛の戸狩が先発に対し、中1日空いている
伊波は?。あれだけ投げられるのであればと
思いますが、チームの判断ですので。
第2試合、桐蔭、先取点を許したものの
会心のゲームでしたね。
今日の決勝戦は観れませんが
レベルの高い試合を期待したいですね。
島根が立ち上がり好調で3人で終わらせてましたから
2回の攻撃中のアクシデントが痛いですね。
ただ伊波をSファイナルで先発させて完投させても
大阪桐蔭には勝てなかったでしょう。
ファイナルで負けるのも、Sファイナルで負けるのも
同じという感覚だったかもしれません。
横浜は持ち前の長打が出なかった事と、土屋の1枚看板だったのが痛かったですね。