レスリング世界選手権が終了し・・・

 gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/sports/sankei-spo1909230014

 

　先週はカザフスタンで行われていたレスリング世界選手権がBS
日テレでOAされていたので、毎日見る事にしたのだが生中継もあり
なかなか楽しめた。

 

　どうしても日本は女子の方がメダルを量産するので女子中心にな

るのだが、今回はグレコローマンや男子フリースタイルも少ないな
がらOAしてくれていたのでありがたかったのだが難点は順位決定戦
&決勝は生中継になっているのに対し20：00台の試合は録画で1試合
のみしかOAしないため準決勝が中継されていれば決勝進出が期待
できたのに対し準々決勝や3回戦などだったら完全に負けのフラグ
が立っていた。

 

　結果的に今大会の日本の金メダルは男子グレコの文田健一郎と
女子の川井梨沙子の金2個に終わっており、来年の東京五輪に赤

信号などという報道もあるが個人的には そうは思わない。

 

　例えば女子50㌔級の入江ゆきは世界選手権初出場だから世界選
手権の雰囲気にのまれる形で3回戦で敗れたといえるし、向田真優
らもちょっとしたミスで負けにされた形になっており東京五輪で

なくてよかったと思う。

 

　マスコミは例によって女子ピンチ説を垂れ流しているが前回まで

吉田沙保里&伊調馨の2枚看板が金を死守していたのだが、今回は
彼女達が引退などで不在なため一気に金メダルが減った形だ。

 

　金4個を獲得したリオでも登坂や土性に伊調らは就業間際の逆転
勝ちだったわけで、今ではちょっとした事で結果が変わるため伸び

しろは十分にあると思う。

 

　男子フリーは世界王者の乙黒拓斗が出場枠は確保したものの3位
決定戦でも敗れており、相手から徹底的に研究された事と6月の全
日本選抜同様に少しでも自分が納得いかない判定をされると動揺し

ガタガタになってしまう悪癖を何とかしないと来年の東京は厳しく

なるのではないか。

 

　さらに高谷惣亮など対戦相手の事を全く知らずに試合に臨むなど

勝負以前の問題で、こういったところを何とかしないとメダルには

届かないと思うし逆に言えば情報戦をしっかりやれば伸びしろはあ
るのではないだろうか。