今日から10月に入ったのだが9月は日曜毎にボクシングの世界
戦がOAされていたわけで、ボクシング好きにとってはぜいたくな
月間だった。
ありがたかったのはWOWOWが9月に3週連続で衛星生中継を
行なったわけで10日に井上尚弥の防衛戦を含めたSフライ級3試
合からスタートし、17日はゲンナジー・ゴロフキンvsサウル・カ
ネロ・アルバレスを24日にはホルヘ・リナレスvsネート・キャン
ベル戦を生中継した。
更に3日は4月にネオマール・セルメニョからタイトルを奪った
久保準がダニエル・ローマンとの初防衛に失敗したWBA:Sバン
タム級タイトルマッチがBSフジで、13日には田中恒成の防衛戦と
小國以載vs岩佐亮佑のダブルタイトルマッチがTBS系でOAされる
などボクシングの世界戦生中継8試合を見る事ができたのだった。
昭和の時代はボクシングの世界戦は国内での試合は見られるも
のの、海外の強豪同士の試合を見る機会はWOWOW開局以前はほと
んどなく特にシーサケットvsロマゴンのような試合は昭和なら
見られなかっただろうと思う。
もっとも最近は民放地上波での世界戦のクォリティが落ちたの
に対して、海外の好カードを必ずOAしてくれるWOWOWの中継の方
がスタンダードになったため民放地上波は物足りなくなったし久
保準vsローマン戦などを見るとガッカリしてしまう。
考えてみれば昭和の時代なら井上―ニエベス戦などは民放地上
波中継があったのだろうが、その代わりにシーサケットvsロマ
ゴン戦などはOAしてもらえなかったと思うので今の時代の方が
断然いい。
ちなみに個人的には9月のベスト3は1位がシーサケットVSロマ
ゴン、2位は井上vsニエベスで3位がゴロフキンvsカネロ戦だった。
それにしてもボクシングファンにとってはWOWOWエキサイトマ
ッチは必須アイテムになっているので、これはいい事なのか悪い
事なのか複雑である。