尾川堅一4年越しのタイトル奪取


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp0-211128-202111280000375

 昨日ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで行われたIBF:
Sフェザー級タイトル決定戦で、3位の尾川堅一は2位のアジンガ・
フジレと対戦し3度のダウンを奪うなど3-0の判定勝ちでタイトル
を奪取した。

 試合は尾川がプレッシャーをかけ強いパンチを振るうのに対し
フジレは動きながらジャブをヒットするという展開になり、4R
あたりから尾川のパンチが的確にヒットし始め5Rに右で遂にダウ
ンを奪う。

 これで流れは尾川になると思われたが7R&8Rに一発狙いになり
手数が減った尾川に対しフジレが挽回していく展開から、9Rに右
ストレートをヒットすると10Rにフジレはバッティングで出血す
るなど流れは一気に尾川になり12Rには2度のダウンも追加し終了
のゴングを聞く。

 3度のダウンを奪いダメージングブローの数も多かった尾川だが
採点は115ー110×2と114ー111が1人の3-0で、最終Rを流してい
ればヤバい展開だった事になるのでジャッジはフジレの手数を取
ったという事か。

 尾川といえば4年前の17年12月にラスベガスで同じIBFタイトルの
決定戦でテヴィン・ファーマと対戦し2-1の判定勝ちでタイトルを
奪取しながら、ドーピングで引っかかりノーコンテストになったば
かりか1年間の資格停止処分を受けるなどブランクを作って再起後4
試合をこなして世界ランキングに返り咲いてはいた。

 ところが今年の8月にUAEのドバイで1位シャツカフ・ラヒモフとの
王座決定戦がセットされながら対戦相手がフジレに変更になるなど、
延期や対戦相手の変更にも翻弄された末ようやく決まった決定戦だが
会場が格闘技の聖地といわれるニューヨーク・マジソンスクエアガー
デンで統一ライト級タイトルマッチ:テオフィモ・ロペスージョージ
・カンボソス戦のセミファイナルというのだから
凄い舞台での戴冠と
いう事で世界的な知名度が一気に上がる。

 ドーピングで引っかかった事に関して とやかく言う人もいるよう
だが今は風邪薬を飲んでも引っかかる事があるので、個人的には故
意ではないと考えているから4年間回り道した形になるが我慢が報わ
れたと思う。

 Sフェザー級といえば世界的な注目度も高く10年代は内山高志や
三浦隆司がWBAとWBCを強打で制していたわけで、尾川にも2人に
続く形で世界に名を売って欲しい。

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