開幕からカード一巡してホークスは

 3月29日に開幕し昨日で5チームとの対戦を終えた今年のプロ
野球だが地元のホークスは、15試合を戦って9勝4敗2分で2位の
イーグルスに1ゲーム差を付けての首位で最初のラウンドをクリ
アした。

 開幕シリーズでライオンズに3連勝しバファローズに2勝1分で
好調なスタートに見られたが、3か―ド目のマリーンズに1勝2敗
と負け越しファイターズにも1勝1敗1分と辛うじて5分の星でク
リアするとイーグルスには初戦を落としたものの連勝しての勝ち
越しでの9勝4敗2分だ。

 スポーツ新聞の評論家という名のプロ野球OBの方々の予想では
パ・リーグの優勝予想を多くをホークスが占めていたものの、実は
開幕前にユーティリティー打者の中村晃が離脱しただけでなく昨
シーズンを故障で棒に振り今シーズンの復活を期待されたデニス・
サファテと岩嵜翔の後ろ2人が開幕に間に合わず昨年のセットアッ
パーだった加治屋蓮も勤続疲労から調子が上がってない。

 この不安は開幕戦で4-0のリードから加治屋が山川猛に満塁HR
を打たれて現実のものとなったわけで、あのまま逆転負けしていれ
ば9勝4敗どころか4勝9敗でもおかしくなかっただろう。

 更に開幕から好調だったジュリスベル・グラシアルがマリーンズ
戦のG2から、柳田悠岐がファイターズ戦から故障で離脱するなど
中心打者が3人抜けたのだから大変だ。

 とりあえずクローザーの森唯斗が好調で失敗なしだしルーキーの
甲斐野央が開幕戦で好投して流れを引き込みサヨナラ勝ちにつなげ
たのが大きいし高橋礼や大竹耕太郎らが先発の穴を埋めているし、
打線でも今宮健太が3割を越えHRも5本打つなど好調だし上林誠知
らも打率こそ悪いものの大事な場面で打っているのが目立つ。

 これがいわゆるホークス最大の武器‘層の厚さ’なのだろうが、
やはり得点の入りが遅いため先発投手に勝ちが付きづらくブル
ペンに相当な負担がかかっているのも事実。

 さらに週末のイーグルス戦で活躍した福田秀平が脇腹を痛め
登録抹消と故障者続出は後を絶たないため、何とか柳田らが戻る
までは5割をキープして交流戦を迎えて欲しいと思う。

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