高校野球の‘三冠目’は国体よりも明治神宮大会


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20221004-0073

 10月2日から始まっている栃木国体の高校野球は昨日行われた
準決勝で聖光学院が国学院栃木に3-0で勝つと、大阪桐蔭が夏
の甲子園で敗れた下関国際に3-1で勝ち決勝進出を決め明日は
聖光学院ー大阪桐蔭の決勝となる。

 メディアは‘大阪桐蔭の三冠なるか?’と報じているが個人的に
国体優勝は、タイトルに含まれるのか?甚だ疑問である。

 基本的に高校野球最大のタイトルは夏の甲子園で春の選抜が
続き、選抜の事実上の予選である秋の地区大会優勝校が集まり
優勝校を出した地区に神宮枠が振り分けられる秋の明治神宮大
会優勝で三冠と言うのは分かる。

 一方で夏の甲子園ベスト8校を中心に選出される国体は公開
競技という事もあり、エキシビションマッチ的な雰囲気が強く
実際90年の福岡国体を生観戦した時には出場した選手達の体の
緩み具合が大いに目立っていた。

 以前はなかったU18W杯の出場選手もいるのだが僅かなイン
ターバルで参加している選手や夏の甲子園終了後に引退し、大
会直前になってトレーニングして参加する選手もいるはず。

 しかも新チームの選抜出場権をかけた秋季大会の真っ最中で
監督らも秋季大会の方が、国体より比重が大きいのではないか
と思う。

 つまり選手各々及び各校各々の温度差があるわけで、先述し
た3つの大会に比べてエキシビション度は高い。

 日本人は3という数字が好きなので‘三冠’という言葉が高校野
球でも採用されるのだが、かつて明治神宮大会は各地区の秋季
大会優勝校が集まる大会ではなかったので三冠目は確かに国体
だっただろう。

 しかし今は春の選抜出場枠も絡む秋季地区大会優勝校が優勝
を争うのだから、国体優勝校より神宮大会優勝校の方が三冠目
に相応しいと思うのだ。

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