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こーじ苑
久高寛之は過去の敗戦から何を学んだのか!
久高、王座奪取成らず=3度目の世界挑戦も判定負け―ボクシング(時事通信) - goo ニュース
今日大阪府立体育館で行われたWBA Sフライ級タイトルマッチで挑戦者の
久高寛之は王者のウーゴ・カサレスに時折カウンターなどからチャンスを作る
もののペースを取り戻せずに117-111が2人、116-112が1人の0-3の判定
負けを喫し3度目の挑戦も失敗に終わった。
残念ながらCSに加入してないので中継を見られなかったのだが、ラウンド詳細
などを見ていたら試合前に久高が負ける場合は こうなるだろう’という予想がその
まま的中するという結果になった。
もともと久高はカウンターにキレがあるなどポテンシャルは高いと評価されて
いたが、受けに回るケースが多く手数も少ないのでラウンドマストシステムに適応
できるかどうかというのが世界を取れるかどうかのカギになると思っていた。
実際08年7月に坂田に挑戦した時にはクリーンヒットは負けてなかったものの、
坂田の手数に押しまくられてジャッジの見栄えが悪く終了後に‘勝った’という
ポーズを取って喜んでいたが判定負け。
昨年タイに乗り込んでデンカオーセンに挑戦した試合も後半スタミナ切れした
王者を何度もグラつかせて攻めまくったが、後続打が打ち込めずにクリンチにも
寸断され1-2の判定負けを喫している。
3度目の挑戦となった今回は過去2度の挑戦失敗の原因をしっかり分析して際
どいラウンドでもジャッジからポイントを振り分けてもらえるような戦い方をするか
というのが焦点だったにも拘わらず、過去2試合と同じ失敗を繰り返したのだった。
自らのスタイルに拘るのも大事だが、いくら自らのスタイルで戦い抜いても負け
たら何もならないのがプロの世界。
‘負けたけど自分のボクシングができた’などというのは負け犬の遠吠えに過ぎ
ない。
対照的だったのが粟生隆寛で最初に挑戦した時はダウンを奪ったものの詰め
きれず途中からペースを奪い返され僅差の判定負けをしたが、リターンマッチでは
初戦の反省を生かして終盤までペースダウンせずに最終回にはダウンを奪うなど
快勝。
ところが初防衛戦でエリオ・ロハスのアップテンポな攻撃にカウンターを取る
タイミングを掴めずに時折カウンターをヒットさせて効かせるものの手数が少ない
という事もあり判定負けしたが、11月にビタリ・タイベルトに挑戦した試合では
ダウンを奪った後も しっかり手を出して攻め続けペースを渡さずに判定で完勝
したのだった。
つまり粟生はラリオスとの初戦やロハス戦の敗因を分析し、待ちのボクシングで
手数が少ないという弱点を克服しての2階級制覇をしたのだ。
久高には粟生のような学習能力に期待したのだが、残念ながら全く反省が生かさ
れてなかったとしか言いようがない。
今のままでは何度挑戦しても厳しいし、運よくタイトルを奪取しても防衛は難し
いだろう。
今日大阪府立体育館で行われたWBA Sフライ級タイトルマッチで挑戦者の
久高寛之は王者のウーゴ・カサレスに時折カウンターなどからチャンスを作る
もののペースを取り戻せずに117-111が2人、116-112が1人の0-3の判定
負けを喫し3度目の挑戦も失敗に終わった。
残念ながらCSに加入してないので中継を見られなかったのだが、ラウンド詳細
などを見ていたら試合前に久高が負ける場合は こうなるだろう’という予想がその
まま的中するという結果になった。
もともと久高はカウンターにキレがあるなどポテンシャルは高いと評価されて
いたが、受けに回るケースが多く手数も少ないのでラウンドマストシステムに適応
できるかどうかというのが世界を取れるかどうかのカギになると思っていた。
実際08年7月に坂田に挑戦した時にはクリーンヒットは負けてなかったものの、
坂田の手数に押しまくられてジャッジの見栄えが悪く終了後に‘勝った’という
ポーズを取って喜んでいたが判定負け。
昨年タイに乗り込んでデンカオーセンに挑戦した試合も後半スタミナ切れした
王者を何度もグラつかせて攻めまくったが、後続打が打ち込めずにクリンチにも
寸断され1-2の判定負けを喫している。
3度目の挑戦となった今回は過去2度の挑戦失敗の原因をしっかり分析して際
どいラウンドでもジャッジからポイントを振り分けてもらえるような戦い方をするか
というのが焦点だったにも拘わらず、過去2試合と同じ失敗を繰り返したのだった。
自らのスタイルに拘るのも大事だが、いくら自らのスタイルで戦い抜いても負け
たら何もならないのがプロの世界。
‘負けたけど自分のボクシングができた’などというのは負け犬の遠吠えに過ぎ
ない。
対照的だったのが粟生隆寛で最初に挑戦した時はダウンを奪ったものの詰め
きれず途中からペースを奪い返され僅差の判定負けをしたが、リターンマッチでは
初戦の反省を生かして終盤までペースダウンせずに最終回にはダウンを奪うなど
快勝。
ところが初防衛戦でエリオ・ロハスのアップテンポな攻撃にカウンターを取る
タイミングを掴めずに時折カウンターをヒットさせて効かせるものの手数が少ない
という事もあり判定負けしたが、11月にビタリ・タイベルトに挑戦した試合では
ダウンを奪った後も しっかり手を出して攻め続けペースを渡さずに判定で完勝
したのだった。
つまり粟生はラリオスとの初戦やロハス戦の敗因を分析し、待ちのボクシングで
手数が少ないという弱点を克服しての2階級制覇をしたのだ。
久高には粟生のような学習能力に期待したのだが、残念ながら全く反省が生かさ
れてなかったとしか言いようがない。
今のままでは何度挑戦しても厳しいし、運よくタイトルを奪取しても防衛は難し
いだろう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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途中ぐらつかせたりと、いい場面も確かにあったのですが詰めきれずでした。カウンターを狙いすぎていたのか、もしくはパンチが少なからず効いていたのか?わかりませんが、チャンピオンになるには何かが足りない感じでしたね!
送りますか?
気持ちはありがたいですけど、これなら手数をかけてまで見る必要ないですね。
何だか久高は大橋のスケールダウンバージョンのような気がするのは気のせいでしょうか?
やはり、たたみ掛けがないと世界では倒せませんよね。