1973年のクリスマス・イヴ

 今年もクリスマス・イヴがやってきた。
 夕食はケンタッキーのパーティーバレルを購入し みんなで食べるのだが、
チキンだけでなくケーキまで入っているのでクリスマスケーキを買う必要がない
から便利だ。

 また今年は新聞の契約延長をすると販売店の人がサンタとトナカイのコスプレ
で訪れケーキとプレゼントをくれるのだが、このケーキが また美味しい。

 こうして毎年 楽しいイヴを過ごす事ができるのだが、子供の頃のクリスマス・
イヴで印象的だったのが73年のイヴだ。

 私は幼稚園が町内にあるカトリック幼稚園だったので卒園生を集めたイベントが
毎年あっていたのだが、この年のイヴは親子参加。
 幼稚園の教会でミサを行い その後に火を灯したロウソクを持ってクリスマス
会の会場であるホールまでを歩く‘ロウソク行列’で移動。

 そして寿司やケーキが出るクリスマス会があるというので、この年は月曜日で
店が休みだったという事もあり両親と妹の4人で参加したのだった。

 ミサ終了後のロウソク行列は幻想的だったのだが、惜しむなくは2・3分歩いた
だけでホールに着いてしまうので もう少し歩きたかったなと思った。

‘寿司が出る’と聞いていたので握り寿司が出るのか・・・・と期待していたら単なる
チラシ寿司で、しかもパックに入ったのだったためガッカリし‘握りじゃないんか’と
ボヤいたら‘この予算で握り寿司なんか出るもんか’とオフクロから言われたのを
覚えている。

 食事が終わったタイミングでクリスマスソングの合唱などを見て帰宅したのが
20:40ぐらい。
 なぜ覚えていたのかといえば留守番をしていた祖父母が水戸黄門を見ていて、
帰宅したと同時に殺陣のシーンになっていたからだ。

 もう1つの楽しみが水戸黄門終了後に引き続きOAされていた月曜ロードショー
で、猿の惑星を見られた事。

 小4とはいえ基本的に21:00過ぎには寝なくてはいけなかったのだが、翌日から
冬休みに入るという事で最後まで見ていいと言われていたのだ。

 ラストで埋もれていた自由の女神像を発見してチャールトン・ヘストン演じる
テイラー大佐が砂浜を叩いて悔しがるシーンで終わるのが中途半端に感じられて
大いに不満だった。

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