母校初戦突破！

　夏の甲子園の福岡県予選が4日から始まり、今日が母校である西田川の
初戦だ。
　母校の試合は極力 見に行きたいのだが、意外に私の休日には行われ
ないし 休日に行われてもわりあい行きづらい球場での試合が多く なかなか
縁がなかった。

　ところが今年は隣町の緑地公園球場で行われるし、試合開始時間が12:00
からだったので行く事ができたのだった。
　昨年と違って曇りで風も強いため西田川の応援席で観戦となった。

　昨年の東鷹は一般生徒やブラスバンドも動員して熱心に応援していた
のに対し、西田川は選手の親達やOB達が中心でブラスバンドもなし。
　対戦相手の八幡中央は遠来にも拘わらずブラスバンドまで動員していた
のだが・・・・・

 　応援席で見ていると部員の親が応援用のペットボトルマラカスを配って
くれたので、娘が喜んで打ち鳴らしていた。
　母校は90年代半ばぐらいから強くなり県のベスト16まで 3度ほど進出して
いる。
　対戦相手の八幡中央の実力は未知数だったが、公立らしいので勝てない
相手ではないだろう。

　12:00ちょうどに試合が始まり1回表に西田川が幸先よくノーアウト2・3塁の
チャンスで3番が1塁線を破り2点を先行するが、打者走者がクッション
ボールに手間取っているにもかかわらず2塁へスライディングし 慌てて3塁へ
走った。

　普通に走っていればランニングHRとも思えたが、なお3塁でチャンスが続く
ものの4番の浅いレフトフライでタッチアップせず送球が逸れてから慌ててスタートしてホームでタッチアウト。

　その裏に1アウト2・3塁から内野ゴロで1点を返されるが後続を絶って2回、
3回、5回に1点づつ追加し5-1とリードを広げる。　
　とはいえ2回は1点追加してなお1アウト2・3塁で3塁ランナーが牽制で刺
されるなど、本来なら8点ぐらい挙げて7回でコールド勝ちできるのに・・・・・
と思っていた。　

　ところが6回以降チャンスがなくなり、7回に犠牲フライで1点返された。
　それでも打たれたヒットといえば 殆どが風で戻されてのポテンヒットが多
かったので このまま逃げ切れるだろうと安心していた。 　しかし9回に3連打でノーアウト満塁から3番がピッチャーゴロ、 1-2-3とわたって併殺と思ったら
キャッチャーからの送球が逸れて 1人生還と思いきや、打者走者がイン
フィールドを走ったので送球が当たって逸れたというもの。

　これで2アウト2・3塁となるが4番がライト線に打ち返して1点差となって
2アウト2塁から暴投で3塁に進まれる。
　しかし5番を歩かせた後に6番が0-1から2球目を叩き付けての1塁ゴロで
試合終了。

 　とりあえず何とか逃げ切れた感じだ。

 　我々の頃はベスト16で争われる決勝大会に入らないと開会式がなく、
勝ったチームの校歌斉唱や校旗の掲揚もなかったが 最近はやっている
ようだ。

 　おかげで母校の校歌が聞けて嬉しかった。