ゴジラ公開から55年目に思う

 今日は11月3日で文化の日だが、ゴジラが公開された日でもあり今年で
55年目になる。

 ゴジラ映画といえば04年に最終作であるFINAL WARSが公開されてから
新作が作られておらず既に5年のブランクを作っている。

 そろそろ新作を見てみたい気もあるのだが・・・・・ 

 もともと特撮映画は予算が割高だしリアリズムを追求し過ぎると無理が
出るし、エンターテイメントに徹すると駄作になる可能性が高いので難しい。

  だからオマージュといえば聞こえはいいが、同じようなパターンが繰り返し
出てくる傾向が強いのだ。 
 そんなワケで拙速で変な新作を見させられても辛いものがあるし、むしろ
ゴジラのブランドを汚してしまう恐れがある。

  ウルトラシリーズでも昭和の一時期ウルトラ兄弟がやたらと助っ人で登場
していたのでウルトラ戦隊のようなシーンが多くあり、見ている方が辛かった
事があったけど平成のウルトラ兄弟は見ている我々も納得できる作品に
なっている。

  思えばゴジラも75年のメカゴジラの逆襲から84ゴジラまで 9年もの月日が
流れていたし、シリーズ化されたのは89年のゴジラVSビオランテあたりから
なので14・5年かかっている。

 既にゴジラは親子だけでなく孫まで入れた3代で楽しめる良質なエンター
テイメントだから、いつの日か必ず復活する日が来ると思う。

 以前ハリウッドが作ったゴジラは単なる生物として描かれて
いたが、
個人的にはゴジラを核兵器に対する大自然の神の
怒りの化身だと思っている。
 だから自衛隊の通常兵器はおろか、核兵器でも倒せないのだ。

 こういうのは極めて日本的な文化だと思うし、ゴジラ公開の日が文化の日
というのも象徴的だと思うのだ。 

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