7月11日から始まったドラマ版・ど根性ガエルは原作やアニメの
世界から15年後という設定になっており、主役のヒロシも30歳に
なっていた。
ここで個人的に注目だったのはヒロシの母親を薬師丸ひろ子が
演じていたのだが、原作のヒロシの母より遥かに若く見えた事。
ヒロシの母は原作では割烹着を着て仕立て屋の仕事をしていた
のだが、この時点で34歳という若さとは思えないぐらい老けてお
り年齢を設定年齢を聞いて驚いた覚えがある。
そういう意味ではドラマ版の薬師丸ひろ子の方が断然若く見える
わけで、いかに昔のキャラが年齢よりも年上に見えていたか分かる。
ど根性ガエルの登場キャラは他にも事ある毎に‘教師生活25年’
と口癖のように言う町田先生が登場するのだが、23歳から25年後
だと設定年齢は50歳前後なのに白髪交じりで むしろ定年間際と
いう感じしかしない。
当時のマンガやドラマなどを見ても‘こんな中学生や高校生が
いるわけない’というキャラが多く登場していたのも覚えている
のだが、とりあえずドラマの場合は出演者がキャラの実年齢より
高いというのは事実。
最近の作品では設定年齢よりも明らかに老けて見えるキャラは
あまり記憶にないので、設定年齢以上に見える出演者を出すと
視聴者から突っ込まれるという事情があるのだろうかと思って
しまう。
ちなみに月光仮面の正体といわれた祝十郎探偵を演じた大瀬
康一はOA当時は21歳だったのだが、おじさん扱いされていたので
当時の年齢に対する意識の違いが分かるだろう。