宮内国郎ミュージックの魅力

 先日ウルトラQのサントラCDを手に入れた。
 実はコレ、84年頃に発売されていたLPレコードをCD化した物で当時
レコード売り場で見かけたが予算の関係で購入を断念した代物。
 当時まだウルトラQが全話ビデオ化されてなく、ウルトラQ の世界を
窺い知るのは こうしたサントラが最も現実的だった。


 さっそく聞いてみたら 予想通りなかなかいい。

 EPオリジナルBGMでは 

 15カネゴンの繭

 25悪魔っ子

 6育てよ!カメ

 7バルンガ

 10地底超特急西へ

 12鳥を見た の6話分ある。

 特に私のお気に入りは鳥を見たの‘少年と鳥’
 ウルトラマンのヒドラ編のラストでアキラ少年がヒドラの背中に乗って
飛んでいくのを見えたシーンが印象深いが、オリジナルはコレ。

 宮内国郎はウルトラQとウルトラマンのBGMを担当した後はザ・ウル
トラマンで冬木透と共演したぐらい。
 ジャズ畑出身の宮内ミュージックは、ゴジラシリーズを担当した伊福部
昭やセブン以降主流になった冬木透といったクラシック系のBGMとは
違った暖かみがある。

 特にウルトラQの‘育てよカメ’‘カネゴンの繭’などの子供達が大活躍
するEPには うってつけで、ほのぼのとした雰囲気になるのだ。

 クラシック独特の冷徹なデジタルムードもいいが、ジャズ系の暖かみが
あるアナログ的なムードも捨てがたい。
 それを実感させてくれる宮内氏のBGMだ。

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