サッカー欧州CL、バルサが4季ぶり5度目V
日本時間の今日早朝に行われたヨーロッパチャンピオンズリーグ
決勝はバルセロナがユベントスに3-1で勝って、4シーズンぶりの
優勝を飾ると共に国内リーグとスペイン国王杯の三冠を達成した。
試合前の予想ではバルセロナの攻撃力とユベントスの守備力の
戦いというものだったが開始4分でラキティッチのゴールでバルセ
ロナが早々と先制し、後半に一旦は追いつかれたものの15分足ら
ずでスアレスのゴールで勝ち越すと終了間際にもカウンターから
ネイマールがトドメのゴールを決めて3-1で快勝した。
ユベントスはキエッリーニを負傷で欠いていたもののエブラや
ピルロら優勝経験があるベテランを起用し経験の差で対抗しよう
としたのだろうが、メッシ・ネイマール・スアレスの強力3トップを
擁し負傷が心配されたイニエスタもスタメン復帰したバルサから
制圧された形だ。
名GK・ブッフォンのファインセーブ連発もあり1-0で前半を終え
後半に入って1-1に追い付いた時点では‘ひょっとして’と思わ
せたのだが、13分後にメッシの放ったシュートをブッフォンが弾
いたものの こぼれ球をスアレスが押し込んで勝ち越したのが両
チームの明暗を分けたという事か。
ユベントスにすればGK・ブッフォンを中心に しっかりと守り、
0-0や1-1の時間を少しでも長くしてバルセロナを焦らせようと
したのだろうが同点の時間が4分と13分では厳しい。
これでバルセロナは最近10年間で実に4度目の優勝だしスペイン
勢ではレアル・マドリードも一昨年優勝しているので、一時は代表
チームの不調などから‘スペインの時代は終わり’的な記事も
チラホラ見えていたがクラブレベルでは相変わらずの好調さを
見せ付けている。