ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
2019夏の甲子園 第4日
大会4日目の注目カードは第3試合の習志野-沖縄尚学。
選抜準優勝の習志野に対し興南の好投手・宮城を延長で崩した沖
縄尚学の対戦だが、習志野が意外なジンクスを崩せるか。
というのも自力的には習志野だが沖縄尚学は学校名が変わってか
ら夏の甲子園で初戦負けがないのと、千葉県勢が沖縄勢に対し相性
が悪いというのが気になる。
第1試合は徳島大会を1人で投げぬいた鳴門の西野が花巻東打線を
抑えられるかだが、13年の対戦では準々決勝で花巻が勝っているの
で鳴門にしてみれば雪辱戦になる。
第2試合は予選で6試合7失点の飯山投手陣が、仙台育英打線をど
こまで抑えられるかに尽きる。
第4試合は選抜で好投を見せた香川を鶴岡東打線がどこまで捉え
られるかで、点の取り合いに持ち込めるか。
第1試合:鳴門 10-4 花巻東
1回に鳴門は1番がヒットで出塁し2アウト後4番&5番が歩き満塁
から6番の2ベースで幸先よく3点を先行すると、3回に4番の2ベー
スを足場にバントと7番の犠牲フライで4点目を挙げ5回には2つの
四球にバントエラーなどで満塁から8番の2点タイムリーと9番の犠
牲フライで9-0と大きくリードを広げる。
4回まで毎回ランナーを出しながら得点できなかった花巻は、そ
の裏に2つの四球でチャンスを掴むと3番の2ベースで2点を返し追
い上げムードに入る。
ところが8回に鳴門は2アウトから連続内野安打の後に5番の2ベー
スで2点を追加し勝負あり。
結果的に鳴門が1回に上げた2アウト2塁からの3点が効いたわけだ
が、ヒットは10本づつではあるものの四死球が鳴門は5つに対し花巻
東は9個も出してはリズムにも乗れず明暗を分けた。
第2試合:飯山 1-20 仙台育英
2回まで毎回ヒットを打たれながら凌いでいた飯山は3回に四球で
出塁した7番をバントで送り1番のタイムリーで先制するが、育英は
その裏に1番がヒットで出塁すると死球などで2アウト1・2塁から
5番以下の3連続長打であっさりと逆転し4-1とする。
以後も育英は攻撃の手を緩めず結果的に24安打を放って20点を挙
げ、文字通り飯山を粉砕した形になった。
第3試合:習志野 5⑩4 沖縄尚学
2回に四球で出塁した5番を8番のタイムリーで返し先制した
習志野は4回にも4番がヒットとエラーでノーアウト2塁から2つ
のバントで2点目を挙げると、その裏に沖縄も1アウトから3番&
4番の長短打でチャンスを作り5番の3ベースで追い付き更に6番
のスクイズで逆転。
直後の5回に習志野は四球で出塁した1番をバントで送り3番の
タイムリーで追い付くと、沖縄は6回にエラーと四球にポテンヒ
ットで1アウト満塁から6番のスクイズで再び勝ち越す。
追い詰められた習志野は9回に1アウトから8番がヒットで出塁
して盗塁すると9番の遊ゴロエラーで1・3塁から1番のタイムリ
ーで追い付き、10回にヒットで出塁した4番をバントで送り6番が
右中間への2ベースで勝ち越し沖縄を振り切った。
沖縄は2番手の永山が2点目を取られた後に連打を浴びたところ
から登板して流れを止め、その裏に1アウトから3番が好走塁で2
ベースとして一気に逆転し流れを掴んだのだが6回途中から登板
しペースアップした飯塚を打てず6連続を含める8三振を喫し流れ
を取り戻された。
一方で個人的に気になったのは3安打2打点の5番・崔を8回の
打順が終わった時点で守備固めを入れて引っ込めた事で、逃げ切
りに入ったつもりだろうがラッキーボーイを下ろしたのかと思い
‘何かある’と思ったら案の定だった。
第4試合:高松商 4-6 鶴岡東
2回に高松は5番のヒットから7番&9番のヒットで先制すると、
3回にも四球で出塁した2番が盗塁し4番のタイムリーで2-0とリ
ードを広げる。
4回まで1安打に抑えられていた鶴岡は5回にヒットで出塁した
8番をバントで送り1番の2ベースで1点返すと、2つの四死球で満
塁から5番の打球が3塁ベースを直撃する2ベースで逆転。
こうなると‘次の1点’が流れを左右するが8回に鶴岡は2アウトか
ら5番&6番の連続2ベースで追加点を挙げると、9回にも2アウト
から2番の2ランで6点目を挙げて高松を突き放し、その裏の反撃
も1アウトから四球で出たランナーを3番の3ベースと内野ゴロで
2点を返されただけで逃げ切った。
ケガ明けの香川は5回以降徐々に慣れて来た鶴岡打線に捉まった
形でヒット数は高松が11安打に対し鶴岡は9安打だったが、長打
力の差がモロに出た形で特に8回のけん制アウトが流れを決めた。
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