空想科学読本などによると巨大メカに搭乗して戦うのは、かなり
危険なものだと記されていた。
実際 操縦する席は最も高い頭部あたりにあるのが定番だから
倒れでもすれば搭乗者達のダメージは尋常ではなく、命の危険
すらあるので現実的ではない。
ところがマジンガーZから始まった巨大ロボットアニメでは
主役が搭乗して戦うパターンが定番となり、平成ゴジラのゴジラ
VSメカゴジラやvsスペースゴジラでメカゴジラやMOGERAに
Gフォースのメンバーが搭乗してゴジラやスペースゴジラと戦って
いる。
確かに搭乗して戦うというのはメカとの一体感があって見て
いてもワクワクするのだが、その反面‘こんな事して大丈夫か’
と思う事もあった。
それを解消したのが×メカゴジラの機龍で支援航空機の しら
さぎから遠隔操作するというもので、戦闘時の加速や衝撃は殺人
的レベルというのが分かる。
ところが×メカゴジラでも家城茜が戦闘不能となったメカゴジ
ラにメンテナンスハッチから乗り込み、メンテナンスブースで直接
操縦し始めるのだから驚く。
こういうのは怪獣映画で全く戦果が上げられそうになく やられ
役としか思えない戦車部隊が必ず出動し、必ず壊滅させられると
いうパターンと似たところがあるではないだろうか。