ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
至宝・内山高志を錆び付かせるな!
【BOX】内山、防衛戦は年内1戦だけ(スポーツ報知) - goo ニュース
昨年の大晦日に8度目の防衛に成功してから防衛戦を行なって
ないWBA:Sフェザー級王者・内山高志の次の防衛戦は今年の大晦
日に行われる予定だと今日のスポーツ紙に載っていた。
今年の夏に9度目の防衛戦を予定していたものの対戦相手などの
都合が付かずにキャンセルになったらしいのだが、どうも腑に落ち
ないのは所属ジムの渡辺会長は河野洋平の初防衛戦にばかり熱心で
河野戦の収益で内山の防衛戦を開催しようとしているのではないか
という事。
たしかに内山はKOダイナマイトの異名を持つ強打者だけに右拳
を痛めやすいという一面があるし、実際11年1月の三浦隆司戦では
TKO勝ちしたものの試合中に右拳を痛めて同年大晦日まで休養する
ハメになった。
また10年9月に2度目の防衛に成功した後に会長が‘内山も年齢
や拳のコンディションの事を考えると年に2試合がベスト’ともコメ
ントし、実際それ以降は年2試合ペースで防衛戦をこなしているのが
現状だ。
現在34歳を迎えた内山にとって年2試合というのは悪くはないと
思うのだが、同時に会長は内山に具志堅用高の防衛記録の更新を
期待しているような話を聞くと後3年はかかるわけで現実的に厳しい。
年に2試合しか防衛戦を行わないのなら むしろ単なる防衛記録
よりも、海外の強豪達と統一戦などを戦う路線で行くべきだろう。
最近は格下の挑戦者相手にKO防衛を続けてもファンは喜ばないし
ボクサーもどき兄弟のように才能を錆付かせてしまうだけだから、
より強い相手と常に戦う必要があるし それこそが所属ジムの義務
だろう。
内山ほどの実力があれば海外でも十分勝てるのだから国内での
開催が難しければ、敵地に乗り込んでの防衛戦でも組むべきだ。
にも拘らず国内での開催にばかり躍起になって挙句の果てに試合
枯れさせてしまうのはジムの怠慢だし、内山自身を錆付かせる事に
なるのだからボクシング界の至宝を守る意味でもマスコミも その
方向でプレッシャーをかけるべきではないだろうか。
« 今日と明日は... | 巨大メカには... » |
最近は内山だけでなく村田諒太が憧れているWBAミドル級王者のゴロフキンも、強過ぎるゆえに強豪から対戦を回避され続けてますからね。
どうも日本だけでなくアメリカあたりでも強過ぎると
いうのは対戦相手探しに苦労するようですね。
ただ会長が河野とボクサーもどきとの試合にのみ執着してますので、無責任極まりない話ですよ。
常に強者と戦うというロマンを我々ファンは求めますけどジム関係者にしてみれば、せっかく丹精込めて作った世界王者をあっさりと失うのはイヤだというのは分かりますが8度も防衛すればファンに対し それなりの義務を果たすべきでしょう。
それができないなら移籍させるべきですよ。