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こーじ苑
的外れの批判が目立ち始めているセルジオ越後氏
セルジオ越後氏、代表監督が結果を出せなかったら責任を取るのは…
フランスが2度目の優勝で幕を閉じた今年のサッカーW杯ロシア
大会だが、サッカー解説のセルジオ越後氏は自らのコラムで‘エムバ
ペは生かされる選手でマラドーナやメッシのように自分1人でどう
にかできる選手ではない’的なコメントを残していたのを見て妙な
違和感を覚えた。
辛口でなるセルジオ越後氏のコメントは、ともすれば礼賛一辺倒
の報道の多いメディアの中では異彩を放っており大いに参考になる
のだが最近のコメントばかりは大いに違和感がある。
批判というのは対案あってのものだが例えばヴァイド・ハリルホ
ジッチ体制の時に負けが込むと‘ブラジルなら負けが続けば解任モ
ノ’といったように批判ばかりで‘縦だけでのスタイルでは戦えない
ので解任して○○のような主導権を握りに行くようなスタイルの監
督を連れて来るべき'のようなコメントがないのだ。
‘光ある所に影あり’とは何事かの長所も裏返すと短所になるわけで
何事も粗探しをすればキリがないという事になるのだが、最近の氏
のコメントは重箱の隅をつつくような批判が多く悪く言えばクレー
マー状態になっている感が強い。
どんな競技でも攻撃より守備の理論が発達する傾向が強く、それ
ゆえ攻撃側有利のルール改正が度々行なわれるわけだがサッカーの
場合スター選手を潰すための戦術の進化が早いし自分らしさを出す
よりも相手のいい所を出させないようになるのは真剣勝負の国際試
合なら当然ではないか。
だからこそリオネル・メッシやクリスチアーノ・ロナウドにネイ
マールらスター選手を王様の如くプレーさせるチームは早期敗退を
余儀なくされたわけで、もはやマラドーナのような選手が活躍どこ
ろか育つのも難しい時代になっているわけで‘3戦全敗でもいいから
王様スタイルを貫くべき’という意見は聞かない。
にも拘らず‘マラドーナのようなスーパースターが活躍しないW
杯はレベルが低い'的な氏のコメントは、故国・ブラジルスタンダー
ドから来ているのではないかと思える。
ブラジルこそペレやジーコにロナウドら続々輩出されるスーパー
スターに依存するスタイルで一時代を築いて来たのだが、06ドイツ
大会以降は決勝進出すらなく4年前の自国開催にも拘らずドイツの
王様不要の近代スタイルの前に1-7という大惨敗を喫したわけだ
からブラジルをはじめとした南米のスタイルは世界の潮流から外れ
ているのが分かる。
にも拘らず南米スタイルを是とする氏の判断基準は悪く言えば近
代スタイルに付いて行けない事を表しているわけだから、こういう
論調ならば氏のコメントはあまり信じてはいけないという事になる
のではないか。
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あたかも大御所のように振る舞っているくせして、現代サッカーの戦術なんか全く理解すらしておらず、常に安全な立ち位置から「批判のための批判」を執拗に繰り返しているだけだよ。
セル爺は日本の対ポーランド戦での終盤のパス回しを「日本は世界に対して恥をさらした」と酷評したけど、その一方でネイマールの醜いダイビングを擁護するなど母国に対しては超大甘な姿勢なのだから、全くもって自らの主張に一貫性が無い。
ハッキリ言って、コイツは辛口ではなく、ただの悪口に過ぎないね。
たしかに最新の戦術など全く理解してない感じが拭えないところなど完全に張本状態ですよ。
やはり至る所に‘ブラジル万歳!’的な匂いがしますよね。