私の転機、仲人さん倒れる！

　6年前の今日、私にとって転機になる事が起きた。
　6年前の3月に結婚した私の仲人をやってくれたのが、
所属している研究団体のdhk北九州支局の支局長だった。
　その仲人さんが‘22:00前に脳梗塞で倒れた’と、副
支局長から電話があったのだ。
　当時私は、前年から講習責任者をやっていた。
　講習責任者になると、新年総会に支局長と出席する
のが慣習だ。
　そこで00年と01年に、2年続けて支局長と出席したの
だが02年は、長野で開催されるので支局長が‘オレ1人で
行くわ’と言われていた。
　なにせ福岡から長野までは、交通の便が悪いので火曜日
までずれ込むと営業に差し支えるのでスタッフを使ってい
た支局長だけで十分だと思われた。

　ところが、その支局長が倒れたのだ。
　長野支局は、１つ席を準備していたので今さらキャン
セルというわけにもいかない。
　そこで2年続けて新年総会に出席していた私に白羽の矢が
立ったのだった。
　これは東京本部の支局担当者や、北九州支局の先輩方から
直々の指名だ。
　‘た、大変な事になった・・・・・’というのが正直な
感想である。
　総会では、支局の前年度の活動報告書と新年度の行動計画
表を作って提出し、発表しないといけない。
　過去2年は支局長が、てきとうにやってくれていたので私は
気楽なものだった。
　ところが、こういった書類を作るのも初めての事だ。

　更に交通の便の確保もある。
　総会は第3月・火曜の連休を利用して行うのだが、北九州は
日・月連休だから前日から東京入りする。
　そして月曜に東京本部の先生や先輩方と共に長野入りし、
総会と懇親会終了後に最終で東京に戻る。
　その後、夜明かしをして火曜日の朝イチの飛行機で福岡に
戻り帰宅しだい営業復帰、というスケジュールになった。
　
　その後、新年総会出席は私の恒例行事になったのだ。
　こうして顔つなぎが毎年できていたので、一昨年に東京本部
から‘東京本部講師に、なったら？’と薦められ、なる事に
したのだった。
　本部講師になってなければ、今頃は店のHPなども作れなかっ
ただろう。
　仲人さんを務めてもらった支局長には気の毒だったが、私に
とって大きな転機になった事件でもあった。