祝!南アフリカ行き

 タシケントで行われた2010年 南アフリカW杯アジア最終予選で日本は
9分に岡崎がシュートしたボールのリバウンドを自らヘッドで押し込み先取
点を挙げる。
 その後はウズベキスタンの猛攻を凌いで1-0で逃げ切り南アフリカ行きを
決めた。

 97年に行われたフランスW杯アジア最終予選は劇的だった。

 3試合目のホームでの韓国戦で1-2とまさかの逆転負けして流れが悪く
なり、4試合目のアルマトイでのカザフスタン戦でロスタイムで追い付かれて
1-1で引き分け加茂監督が更迭される。

 岡田武史が代行として指揮を取った5試合目のタシケントでのウズベキ
スタン戦では反対に0-1のロスタイムで追い付き、ホームでのUAE 戦は
1-1で引き分けたがソウルでの韓国戦で2-0と快勝して最終戦のホーム
でのカザフスタン戦を5-1で勝ち2位で第3代表決定戦に進む。 
 そしてマレーシアのジョホールバルで行われたイランとの第3代表決定戦
で3-2とVゴール勝ちして遂にW杯予選を突破したのだ。

 4年前の05年に行われたドイツW杯アジア最終予選はグループ4チーム
中2位までが出場権を取れるレギュレーション。
 初戦のホームでの北朝鮮相手に終了間際に決勝ゴールで2-1で勝つと、
2試合目のテヘランでのイラン戦では一旦追い付いたが1-2で敗れる。

  しかし3試合目にホームでバーレーンに相手OGで1-0で勝つと、6月に
行われたアウェー2連戦の初戦でバーレーンに1-0で勝ちバンコクでの
北朝鮮戦も勝って2位以内が決まり3大会連続でW杯出場を決めた。

 こうしてみると‘W予選を勝ち抜くのは容易ではない’とは言うものの、
フランスW杯の時には悪戦苦闘の末という感じだったがドイツW杯の時は
予選突破は当然という感じだった。 
 これは02年に開催国として2勝1分でベスト16入りしているので ‘W杯は
出場して当然’という感覚が生まれての事だろう。

 確かにフランスの時は出場権獲得がゴールのような雰囲気で本大会では
3戦全敗だった。
 一方でドイツの時はスタートという意識付けはできたが、調整に失敗し
2敗1分に終わる。

 さすがに4大会連続になれば出場を決めた事は喜びたいが、問題は
アジアのレベルが決して高くない事。
 前回のドイツW杯では韓国が1勝したものの出場した4カ国が全てベスト
16入りを逃している。 
 日本が予選で唯一敗れたイランも1分けがやっとというありさま。

 だからこそドイツでの借りを返すためにも‘ここからが本番’
気を引き締めて1年を過ごしてもらいたい。 

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