ウルトラマンネクサスのEp24のラストでウルトラマンとダーク
・メフィストが共に必殺光線を撃ち合ってできた爆炎の中に飛び込
んだウルトラマンは、メフィストにジュネッスパンチを打ち込んで
光により浄化する形で消滅させた。
これによってメフィストと共にウルトラマンも消滅したわけだが
デュナミストの姫矢は孤門に‘光は絆だ、誰かに受け継がれ再び光
り輝く’という言葉を残して消える。
姫矢に関しては最終Epでアンファンスの姿で戦う孤門に激励の
言葉を送りジュネッスにタイプチェンジさせるなどウルトラマンと
して戦っていた事を覚えているのに対し、溝呂木眞也は憐編で再び
登場した時には記憶を失っていた。
変身する人間が分離した後にウルトラマンとして戦っていた間の
記憶がなくなっているというのは初代ウルトラマンの最終回でウル
トラマンとハヤタが分離された後に、地球を去るウルトラマンの赤
い球体を見て竜が森上空で赤い球体と遭遇した時の事までしか記憶
にないのが有名だ。
そんな中で溝呂木がメフィストと同化していた間の記憶をなくし
ているというのは、最後のジュネッスパンチによってメフィストが
浄化され溝呂木の中から暗黒面の因子が吹き飛ばされたのではない
かと思うのだ。
光の巨人の能力と闇の巨人の能力は互角ではあるものの光の巨人
が作り出すメタフィールドは闇の巨人によってダークフィールドに
変換されるのに対し、ダークフィールドからメタフィールドに変換
されないという特徴があったのだがジュネッスパンチには逆に闇を
祓って光に変換する能力があったのかもしれない。