井上尚弥の防衛戦ようやく決まる


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/sports/jiji-200909F337

 WBA%IBFバンタム級王者・井上尚弥の防衛戦が10月31日にラス
ベガスでWBO1位のジェイソン・モロニー相手に行われる事が、よ
うやく決定した。

 井上は4月25日にWBO王者ジョンリール・カシメロとの統一戦を
ラスベガスで行う予定だったのがコロナ禍の影響で延期になり、一
時は9月といわれていたのだが無観客試合になる事でファイトマネー
の額などで交渉が頓挫した結果WBO1位を含めすべての団体で上位
にランクされるモロニ―相手になったようだ。

 カシメロ戦が流れてすぐにモロニ―相手の試合になった時点で一
気に交渉が進んだ形になっているが、一刻も早く試合を行いたい井
上陣営とファイトマネーに拘らず井上挑戦を望むマロニー陣営の思
惑が一致したという事だろう。

 先日も記したように当初は11月と言われていたが10月31日開催と
いう形になり‘何とか年内に’と言われていた試合が、ほぼ11月では
あるものの行われる事は対戦する両者にとってもファンにとっても
嬉しいものだ。

 残念なのは無観客試合になったわけで昨年11月のノニト・ドネア
戦では さいたまスーパーアリーナに2万人の大観衆を入れて行われ
た試合の後だけに、コロナ禍の影響があるとはいえ無観客での試合
というのが初体験だけにどんな影響を及ぼすかという事になる。

 無観客試合というのは3月に日本で行われたテニスのデビス杯予
選で格下と思われたエクアドルに‘まさか’の3連敗で敗れた時に、あ
るはずのアドバンテージがなくなった形の中での試合の難しさを浮
き彫りにしている。

 やはり地元の大声援を受けて戦うアドバンテージは凄いものだが
今回の井上は中立地での試合だけに、ホームアドバンテージと呼ば
れるものはなさそうだから独特の雰囲気に慣れるのにどれだけかか
るのかというのが焦点になるだろう。

 正直言ってモロニ―は河野公平にも勝っているしスタミナと打た
れ強さカシメロよりも上だろうから、むしろカシメロとやるよりも
大変かもしれない。

 ブランクに関しては14年12月にオマール・ナルバエス戦で左拳を
痛めて1年のブランクを作っている経験があるので、対処法に関し
ては心配はいらないだろうとは思うのでいかにベストコンディショ
ンを作れるかが勝敗を分けるのではないか。

 それにしても11月3日にはWBA:Lフライ級王者・京口紘人の防衛
戦が決まるなど、ようやく日本のボクシング界も動き始めた形で後
は年内に何とか村田諒太と寺地拳四朗の試合が決まって欲しいもの
である。

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