ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
少年仮面ライダー隊に ついて
最近たびたび防錆&潤滑スプレーKURE5-56のCMに仮面ライ
ダーと共に登場している子供を見て、少年仮面ライダー隊を思い
出した。
少年仮面ライダー隊は立花藤兵衛が仮面ライダーの戦いをサポ
ートするため立花藤兵衛や滝和也の元で作られた組織で、会長を
藤兵衛が滝が隊長を務めている。
隊員達は仮面ライダーがデザインされたヘルメットや帽子を被り
自転車で街中をパトロールし、怪人を見つけると本部にバッジに備
え付けられた通信機か伝書鳩で連絡するというのが任務になってい
るので当時の子供達にとってはウルトラシリーズの防衛チームは大
人でなければダメなのに対し少年ライダー隊に憧れるものだった。
ちなみに当時ライダー隊の隊員が乗っていた自転車はブリジスト
ンのドレミセブンという実際に売られていたもので、当時は欲しく
てたまらない自転車だったのだ。
とりあえず江戸川乱歩が書いた明智小五郎の少年探偵団が元ネタ
だと思うのだが怪人から捕まったりするEPもあるし、本部自体も
V3の第1話でハサミジャガーの手によって地面に沈められるなど
ショッカーやデストロンの標的になる事が多かったので今の時代
なら保護者から猛反発を食らうだろう。
そもそも演出とはいえ服装や自転車など目立って仕方がないのだ
から敵の標的になりやすいし、V3からは藤兵衛が経営するスポーツ
ショップ・セントラルの中に秘密の部屋を作って本部にしていたが
デストロンから開店祝いが来たり年賀状が来るなどあっさりバレて
いたのが印象深い。
武器も持たずに丸腰で諜報活動をさせる少年仮面ライダー隊とい
う組織は今考えてみると無謀な話だし、任務中に塾などの習い事が
入ると活動に参加し続けられないなど突っ込みどころはかなりの物
だろう。
もっとも当時は緊急指令10‐4、10-10の電波特捜隊など少年達
を使った組織が多々登場していたので、そういった流れだろうが21
世紀になると現実論が主流になるので非現実的な少年仮面ライダー
隊のような組織は見る事ができないのかもしれない。
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