ようやく参加賞を渡す事ができた

　ご存じの通り夏休み恒例の球技大会が今年も3年連続で中止に
なった事から、ついに今年は校区内でキックベースのイベントを
行い盛況だった。

　なにせ大会が行われない可能性が高いのに30人以上集まってく
れるのだから、ありがたい話で子ども達もみんなでワイワイやる
イベントに飢えていた事を改めて実感したわけだが心残りだった
のが打ち上げができなかった事と参加賞を渡せてなかった事。

　以前ならバーベキューをしたり食べ放題の焼き肉屋に行ってい
たのだがオミクロン株のコロナ流行期にイベントを行うだけでも
気を使うのに、さすがにバーベキューなどは厳しいだろうという
事で中止にしたし緩いイベントなので何人来るか把握できないし
終わった後に参加賞代わりにペットボトルのジュースを配布して
もありがたみはない。

　市の大会ならば参加賞はサインペンなどの学用品だが、子ども
達には意外に不人気だ。

　というわけで9月最後の土曜日に反省会を行ったわけだが、その
時に小学生のお母さんが‘駄菓子なんかどう？’と提案してくれた。

　確かにコンビに全盛ではあるものの小学生には商店街のオモチャ
屋のコーナーにある駄菓子が意外に人気だから、結構喜ぶのではな
いかという意見が多数を占めたので週明けにオモチャ屋さんに話を
持って行くと当たりくじまで入れてくれたではないか。

　その詰め合わせが昨日人数分揃ったし例会があったので‘こんな感
じです’と持って行くと想像以上に好評だったので、さっそく配れる
所から配り始めたが やはりと言うか好評だった。

　たしかに朝練からイベントのシステムを作ったのは私だが、こう
いったアイデアは私には浮かばなかったしイベントは私1人だけでは
絶対にできなかったのだから仲間というのはホントに重要だと実感
したのだった。