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こーじ苑
2014夏の甲子園 第6日
盛岡大付、東海大相模破る=城北、近江、八頭も3回戦へ―高校野球(時事通信) - goo ニュース
大会6日目の注目カードは何といっても第3試合の東海大相模-
盛岡大付戦で、好投手4人を揃えた相模に対し盛岡の松本がどこま
で対抗するか。
第1試合は切れ目のない打線が看板の近江と1年生が多いチーム
ながら3年連続出場の鳴門となり、近江の打線が下級生揃いの鳴門
投手陣をどこまで打ち崩せるか。
第2試合は予選を継投と粘り強さで勝ち抜いた城北が原田&宇津木
という望洋の2枚看板の投手を打ち崩せるか。
第4試合は角館のエース・相馬を八頭打線がどこまで打つか。
第1試合:鳴門 0-8 近江
2回に近江は5番&6番の連打とバントで1アウト2・3塁から死球
などで2アウト満塁とし1番の2点タイムリーで先制すると、2番&
3番の長短打で3点を追加して主導権を握る。
1回に2アウトから連打と死球で満塁のチャンスを潰した鳴門は6回
にも3番&4番のヒット&死球でノーアウト1・2塁のチャンスを掴むが
5番がショートゴロ併殺に倒れ得点できず。
反対に近江は6回に1アウトから四球で出塁した2番が盗塁し
3番の2ベースで返って6点目を挙げると、4番のヒットで1・3塁
から5番&6番の長短打で更に2点を追加し8-0とリードを広げ
快勝した。
鳴門は1回、近江も2回に2アウト満塁というチャンスがあり
ながら近江が得点したのに対し、鳴門は得点できなかったと
いうのが明暗を分けた形だろう。
第2試合:城北 5-3 東海大望洋
1回に望洋は2アウトから四球で出塁した3番を4番&5番の連
打で先制すると、雨で中断後の2回に城北は5番がヒットで出塁し
盗塁でノーアウト2塁からバントヒットと内野安打で追い付くが
8番のバントで1アウト2・3塁から9番のセンター前の当たりで
2塁ランナーが飛び出し併殺。
直後の3回に1アウトから2番が四球で出塁すると3番のヒット
で1・2塁から2アウト後5番&6番の連打で2点を勝ち越し3-1と
する。
4回から城北は投手を交代して凌ぎ5回に1アウトから2ベースで
出た1番を3番がタイムリーで返し3-2のまま8回に。
8回に城北は2番手の宇津木を攻め4番&6番の四球で1アウト
1・2塁から7番のヒットで満塁とし8番のスクイズで追い付くと、
9番が左中間にタイムリー2ベースを放ち遂に勝ち越し逆転勝ち。
雨でグランドがぬかるむ中で好プレーが続出した試合だったが、
城北は2番手の大西と3番手の諸富が望洋打線に追加点を許さな
かったのに対し望洋は6回から登板した宇津木が8回に捕まった
形だ。
第3試合:東海大相模 3-4 盛岡大付
雨で開始時間がずれて始まった試合は1回に相模が1番と3番の
短長打で1アウト2・3塁から4番が痛打しショートが捕ったものの
1塁へ悪送球となり2点を先行すると、2回に盛岡も1アウトから
5番のHRで1点を返し そのまま5回まで終了。
盛岡が4回に先頭の3番が2ベースで出塁するが後続が外野フラ
イに倒れて追い付けないのに対し、相模も2回以外はノーアウト
のランナーを出しながら得点できず。
迎えた6回に盛岡は2アウトから3番が歩くと4番&5番の連打で
追い付き、なおも6番が死球で満塁から7番のタイムリーで2点を
追加して4-2と勝ち越す。
相模が小笠原&吉田のリリーフで盛岡打線を7回以降1安打に
抑えていたが打線は盛岡の松本の前に6回に1アウトからエラー
とヒットで1アウト1・3塁と攻めながら5番が併殺に倒れ無得点。
その後9回2アウトまでランナーを出せない相模だったが5番の
ヒットと6番の四球でチャンスを作ると7番のタイムリーで1点を
返し、なおも2アウト1・3塁とするが後続を絶たれて試合終了。
立ち上がりにミス絡みで1点で済むところを2点奪われた盛岡
だったが、直後にHRが出て1点差にしていたのが大きかった。
そして何より6回にエラーをきっかけに1アウト1・3塁から5番を
ショートゴロ併殺に打ち取った時点で‘盛岡にツキあり’と思っ
たものだ。
それにしても5回までHRは打たれたものの全く打たれる気が
しなかった相模の青島が6回の2アウトランナーなしから出した
四球をキッカケにリズムを崩しビッグイニングを作られたの
だから いかに四死球が流れを変えるか思い知った。
ちなみに盛岡大付が東海大相模に勝った事で岩手県勢の夏に
おける対神奈川勢の成績は5戦全勝で、特に41年前の8月16日は
盛岡三が藤沢商に1-0で勝っているので夏の甲子園での勝利が
ない盛岡大付には心強い日程だったのだ。
第4試合:角館 1-6 八頭
1回に角館は1アウトから3連打で先制すると八頭も3回に四球で
出塁した9番をバントで送り2アウト後に3番のタイムリーで追い
付く。
4回にノーアウトのランナーを併殺で潰した八頭は5回に8番の
ヒットからバントなどで2アウト2塁とし2番のタイムリーで勝ち
越すと、6回にはヒットで出た4番をバントで送り6番以下が2ベ
ースを含めて3連打で一挙に3点を挙げ突き放す。
角館は3回以降毎回ランナーを出しヒット数も八頭同様11安打を
放っているのだが、2つの併殺を喫するなど繋がりが今ひとつで
7回など2アウトから3連打を放つものの3番が倒れて点が取れない
など巡り合わせも悪かった。
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相模は最終回の2アウトランナーなしからの攻撃に75春の豊見城戦を思い出しましたが、そこまでの神通力はなかったという事かもしれませんね。
それにしても逆転された6回は2アウトランナーなしから出した四球が命取りになったのですが、5回までの好投だけでなく6回2アウトまでの内容が悪くなかっただけに継投の難しさを感じましたね。
城北が勝ったのは95年に桐生第一戦以来ですが、悪天候に対する準備をしっかりしていたという話でしたけど果たしてベストコンディションだったら勝てたかどうか?
八頭-角館はカード的には地味でしたけど、それなりの熱戦でしたから盛り上がりましたね。
城北のスタイルは済々黌に近く、よく言えば抜け目がない。
悪く言えばパワーレスという感じですか。
熊工は96年のメンバーが一番レベルが低かったとの事ですから、その分まとまりが良かったのでしょうね。
相模は原&津末の時代は今ほどブラバンの演奏のレパートリーは見かけませんでしたよ。
まぁブラバンの雰囲気は間違いなく相模が横浜より上でしょう。