ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
北京五輪競技5日・キャリアという名の武器
まずは競泳、Sファイナルで2位通過した松田丈志が男子 200mバタ
フライで4年前の山本貴司に続くメダル獲得なるか? というのが最大の
ポイント。
2種目目に行われた男子200mバタフライ・ファイナルで後半追い上げ
フェルプス、チェー・ラースロに続いて3位でゴール。
マイケル・フェルプスは世界新記録で5個目の金。
松田の記録は日本新だった。
女子200mバタフライSファイナルは1組で登場した星奈津美は4位
だったが全体の10位で落選したものの、2組で登場した中西悠子は4位
タイで全体の5位タイとなりファイナル進出。
前日全体の6位でSファイナルに進出した北島康介は、1組で流して
五輪記録で泳ぎ全体1位でファイナル進出。
女子200m個人メドレーはオーストラリアのステファニー・ライスが世界
記録で金を獲得、前日スイムオフでファイナル進出した北川麻美は6位
に入る。
更に男子800mリレーファイナルでもフェルプス率いるアメリカが、世界
新記録。 ファイナルに残った日本は7位入賞となった。
北島康介は偉大だが、北島以外の選手がメダルを獲得してこそ日本の
レベルアップが証明される。
だからこそ松田の銅メダル獲得は
偉大な記録だ。
女子体操団体戦は中国が2種目めの段違い平行棒で高得点を出した
中国が抜け出し、アメリカ・ルーマニアを抑えて男子に続く金。
日本は後半の段違い平行棒と平均台で高得点をマークしメキシコ五輪
の4位に次ぐ5位入賞を果たした。
昨日アテネの金メダリスト・谷本歩美が連覇した女子柔道は今日も
連覇を目指す女子70㌔級の上野雅恵が登場。
初戦で韓国の朴佳軟と対戦し足技で攻めるが、朴も背負いで対抗。
両者ポイント無しで延長かと思われた終了間際に小外刈りで有効を
奪い上四方固めで一本勝ち。
2回戦は地元の王娟と対戦、小外刈りで有効を奪って有利に試合を
進め指導でリードを広げて残り1分で内股を決めて一本勝ち。
Qファイナルはハンガリーのメサロシュ・アネットと対戦。
序盤から圧倒し小内刈りで技ありを奪うと、そのまま横四方で抑え込み
3試合連続の一本勝ちでベスト4進出。
一方の男子90㌔級は前回の銀メダリストの泉浩が登場。
初戦でオーストラリアのケリーと対戦し、相手が警戒して組まないため
手こずり延長戦へ。
1分過ぎに大内刈りで有効を奪って2回戦に進むが、2回戦ではベラ
ルーシのアンドレイ・カズシオナクと対戦し守勢に回り最後は朽木倒しで
一本負け。
悪いことにカズシオナクはQファイナルで敗れたため平岡、小野に続き
敗者復活にも回れずメダル無しに終わる。
前夜行われた男子バレーは、かつてミュンヘンのSファイナルで死闘を
演じたブルガリアと対戦。
世界ランク4位の強豪相手に第1セットをジュースに持ち込み27-29で
落としたものの、第2セットは25-23で取り返す。
ところが第3セットになるとブルガリアの強烈なサーブに崩され21-25で
落とすと第4セットも19-25で取られて1-3で敗れる。
女子バドミントンは一昨日に第1シードに逆転勝ちした前田美順・末綱
聡子がSファイナルで韓国ペアと対戦。
第1ゲームで11-13から6連続ポイントを奪いリードしてゲームポイントを
掴むが、そこから逆転されると第2ゲームも落としてストレート負けし 3位
決定戦に回る事になった。
やはりQファイナルで第1シードに勝った時に大喜びし過ぎたか?
気持ちは分からないではないけどメダル獲得を視野に入れるなら大喜び
するのはメダルを取ってからと思うのだが・・・・・
さて柔道の上野はSファイナルで前回ファイナルで勝ったオランダのエディ
ト・ボスと対戦し押しまくって掛け逃げの反則でリードを奪うと、終了間際に
足を取りに来たタイミングに合わせて内股で返し技ありを奪って優勢勝ち。
ファイナルでもキューバのエルナンデスに組み手争いから圧倒し、朽木
倒しで一本勝ちして見事に連覇を達成した。
内柴といい谷本といいアテネの後にモチベーションを失って
低迷し、選考したときには多くの批判があった。
しかし3人には五輪での経験があり、それがモノを言った形と
なった。
五輪は若さと勢いだけでは勝てないぐらいレベルが上がって
いる。
19:30からは競泳の予選が始まる。
男子200m背泳ぎでは5組で泳いだ入江陵介が3位になり全体7位でS
ファイナル進出するが4組の中野高は6位で予選落ち。
女子200m平泳ぎは予選4組で金藤理絵が1位になり全体5位で、5組の
種田恵も2位になり全体6位でSファイナル進出。
男子200m個人メドレーでは予選4組の高桑健が2位・全体4位で、6組の
藤井拓郎も全体8位で こちらもSファイナル進出。
また女子800mリレーでも予選2組5位に入った日本が8位でファイナル
進出を決めた。
フェンシング男子フルーレ個人では太田雄貴が初戦で快勝すると、2回
戦以降は自分より格上の相手に15-14、15-12で下してSファイナル
でも15- 14で粘り勝ちファイナル進出。
ファイナルではドイツのベンヤミン・クライブリンクに15-9で敗れたもの
の銀メダルを獲得。
前回の9位から日本のフェンシング界初のメダルだった。
野球は星野ジャパンの初陣。
相手はキューバだったがダルビッシュがキューバ打線の粘りに5回途中
4 失点で降板。
4回0/3で6三振を奪ったものの7安打5四球では厳しい。
キューバの投手陣も日本打線に9安打されたが、四死球は2というのが
大きかった。
打線はヒット数は同じだがキューバが3ベース1本・2ベース3本と長打が
4本あったのに対し、日本は西岡の2ベースが1本だけ。
長打力の違いが出ていた。
1回1アウト2,3塁、3回は追いついてなお1アウト2塁、4回はノーアウト1,2
塁、5回は追いついてなお2アウト2,3塁。
これらで1本出ていたら流れは変わっていたろうが・・・3併殺が痛い。
4年前は3戦目で日本はキューバに完勝したが‘松坂はすばらしかった
し、日本は強い。しかしこれはあくまで予選だ’とキューバの監督が言って
いたのを思い出す。
実際キューバに勝った日本はSファイナルで敗れ、日本に敗れたキュー
バは金メダルだったのだ。
ウォームアップマッチが雨などで、できなかったという不運が大会前
にはあった。
だからキューバは負けを計算できる相手なので切り替えて明日以降
勝ち進めば‘いい薬になった’と言えるのだが。
そうそう、男子サッカーは当然のようにPKの1点でオランダに敗れて
いる。
« 08夏の甲子園... | 北京五輪競技6... » |
一日中見ていた……。
こーじサン、解説ありがと。
私も基本的に毎日見てますよ。
拙い解説ですが役に立てて嬉しいです。