ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
08夏の甲子園・第12日
第12日:恐るべしミラクル・常葉菊川
第2試合:常葉菊川11-9倉敷商
倉敷は1回に先発の萩原を攻め2ベースから3連打で先制すると四球を
挟んで2ベースと連続スクイズで5点を先行。
3回にも2アウトランナー無しからエラーで出たランナーをタイムリーで
還して6-0とリードを奪い、投げても4回まで菊川打線を 3安打に抑えて
楽勝ペースかと思われた。
ところが5回に菊川は1アウト2塁からエラーで1点返すと、2アウト2,3塁
から2点タイムリーで6-3。
なおも2アウト1塁から連打で1点返し、更に1,3塁のチャンスで 5番の
‘ミラクル男’の伊藤が逆転3ランを放ち7-6。
直後の6回に倉敷も1アウト3塁からタイムリーで追いつき7-7で迎えた
8回にエラーで出塁した先頭打者をタイムリーで還して勝ち越すと、更に
2ベースと2ランとたたみ掛け4点をリード。
9回にミスで出した2人のランナーを2ベースで還され2点差となるが、危
なげなく逃げ切った。
何と言っても5回に出た菊川の集中打は見事、楽勝ペースが一転あっと
いう間の大逆転になる。
点差に関係なくミスに付け込む集中力はさすがだった。
第1試合:聖光学院5-2市岐阜商
初戦で競り勝って4度目の出場で初得点&初勝利を挙げた市岐商は、
3回までランナーを出しながら点が取れない聖光を尻目に2回にHRで3回
にはタイムリー2ベースで2-0とリードを奪う。
ところが4回に聖光は1アウトから死球で出塁したランナーをバントで送り
タイムリーで1点を返すと、6回にも同じく2アウト 2塁から7番からの2ベース
2本を含む4連打で一挙4点を取って逆転する。
以後は両チームともランナーを出すがタイムリーが出ず5-2で聖光が
逃げ切った。
市岐商は2回に先制した直後にノーアウト1塁でバントの失敗や、5回に
4連打された場面ではレフト方面に強風が吹いているにも拘わらずレフト
の守備位置が浅く、ことごとく頭を越されたのが痛い。
左打者が4連打の中で3人いたとはいえ、もう少し風を考えたポジショニン
グをすべきだった。
第3試合:智弁和歌山15-3駒大岩見沢
前半は両チームともランナーは出すが決定打が出ず2回に岩見沢が
1アウト2,3塁からタイムリーで先制するが、なお1,3塁を併殺で追加点
ならず。
5回に智弁は2本の2ベースで追いつくと、なおも2アウト2塁からタイム
リーが出て2-1と逆転。
すると岩見沢も6回に2アウトからエラーで出たランナーを3ベースとタイ
ムリーで再逆転するが更に2ベースが出たもののホームで刺され 3-2の
まま。2回に続いてもう1点を取れなかったのが効いて来る。
8回に連打でチャンスを掴むと4番・坂口が逆転3ラン。
なおも満塁HRに坂口が、このイニング2本目のHRと1イニング3HRで
一挙11点を挙げ智弁圧勝。
一旦火がついた智弁打線は手が付けららない。恐るべし智弁打線!
第4試合:報徳学園7-3鹿児島実
立ち上がりランナーを出して得点がなかった鹿実に対し、2回に報徳は
1アウトからヒットで出たランナーが盗塁し短長打で先制するとスクイズと
タイムリーで3点を先行する。
3回にも長短打で1点を追加した報徳に対し鹿実は3回に2アウト1,2塁
からヒットで2塁ランナーがホームでアウト。
5回にようやく犠牲フライで1点を返すが、その裏に2アウト1塁で2ベース
で5-1となる。
7回に2点を追加してダメ押しした報徳に対し鹿実は9回に2ランで反撃
したが、時既に遅しだった。
やはり2回に1アウト1,3塁でライトが頭を越された一打で流れが報徳に
行った感じだ。
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倉敷のミスから大量点、個々の力はありますね。
第3試合、智弁、8回の攻撃は見事でした。
第4試合、鹿実ー報徳、接戦になると思ったが?
報徳の完勝でしたね。
この日のカードで一番面白いだろうと思ったのが
報徳ー鹿実でした。
ところが、この試合が最も勝敗の行方がハッキリしてしまったわけです。
ホントに意外でした。
エースが宮崎商戦で足にボールが当たった影響が
出たようです。