7月が来るたびに

 高校時代に7月の声を聞くと夏の甲子園の予選の季節である。
 3年生にとって集大成となるが、1年生は初体験の事だから
‘夏の大会前の練習は地獄だぞ’などと先輩方からいろろと
ある事、ない事を吹き込まれる。
 でも夏の予選前にとんでもない関門が待っている。

  それは1学期の期末試験だ。

  ここで赤点を取ると赤点補講が待っている。
 先輩方から‘中間テストでしっかり貯金しとけよ’と言われていた
意味が初めて実感するのだ。
  というのも年に5回ある定期テストは、基本的に試験開始前
1週間は試験休みという名の公休がある。
 普段練習漬けの野球部員にとって羽根を伸ばせる期間だ。


 ところが1学期の期末だけはこの試験休みがない! 

 それどころか7:00前からの朝練習まであるのだ。

  ただでさえ一夜漬け式でテストに臨む我々にとって1:00過ぎ
まで勉強し、起床は5:30になる。
 というのも高校まで歩いて5分かからない地元に住んでいる
我々は、7:00前からの全体練習に備えて6:00過ぎに登校してグラ
ンド整備や個人練習をスタートさせるのだ。
 しかも夕方は照明を点けて20:00頃まで行うのだからたまらない。
 練習はキツイし、試験勉強は大変だし地獄の12日間(試験前
1週間+試験期間5日で)だった。

  しかし夏の地獄はまだ序の口だというのは、夏休みになって
思い知らされるのだった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (まみ)
2007-07-03 05:42:24
この試験休みとやらの公休がなかったんですけど…。
他校がうらやましかったです。(>◇<)
 
 
 
そうですか (こーじ)
2007-07-04 00:18:35
>まみ様
 試験休みがないのは結構辛いですよね。
 試験前日まで練習があるのと、1週間休むのでは体調が全然違いましたよ。
 
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