DVDファイナライズについて

　昨年の1月13日に昔から来てくれているお客さんから突然
‘DVDデッキいりませんか？’と電話があった。事情を聞く
とハードディスク付きのデッキが手に入ったのでHDが付いて
ない現在使っているデッキが不要になったのでよかったらと
いう事らしい。
　‘それはありがたい’という事で喜んで貰い受けた。
　ちょうどレンタルショップに行っても新作はDVDの方が多く
なっていたので、そろそろDVDデッキも買わないといけないと
思っていたがどうせなら09年7月から地上波デジタルになるの
でそれに対応できるヤツをと思っていたのだ。
　こうしてDVDライフが始まったが最初にやったのが手持ちの
重要なビデオテープをDVDにコピーしアーカイブ化する事だ。
　特に昭和末期に撮ったビデオがかなりありテープの劣化と共
に画像も悪化している物が多かったのだ。
　ついでに手持ちの貴重なヤツを友人にコピーして送ろうと思
い親しい友人に声をかけたところ東京のAさんが‘越本隆志の
世界奪取試合のフルラウンドをお願いします’という事で世界
戦をDVDにコピーして送ったのだ。
　そしてAさんを含めて3人にいろんな作品をコピーして送った
のが今日3月6日だった。
　ところがメールで‘到着しました’という報告はあったが、
ほどなくして‘どうも機種が違うからか見れません’とAさんを
はじめ送った3人とも言うではないか！
　確かに頂いたデッキはP製だからDVD－RWだが、これは機種が
違うとダメと聞いていたので撮り直しの利かないDVD-Rにコピー
していたのだが・・・・・。
　途方に暮れていたある日、詳しいお客さんにその事を話すと
‘ファイナライズやりましたか？これやらないと他のデッキでは
見られませんよ’と教えてくれるではないか！
　結局3人にそれぞれ送り返してもらってファイナライズし直し
送ったところ‘大丈夫でした’との事。
　こうして苦い経験のすえファイナライズ処理が必要という事を
しっかりと学んだわけだ。まさしく失敗は成功のもとである。
　数日後別の詳しいお客さんが来られて今回の話をしたところ
しっかり‘ファイナライズの事だろうと思った’そうである。
電気屋系で働いていた彼に言わせると‘DVDを買ったお客さんの
苦情で最も多いのがファイナライズをしてない事’だそうでビデオ
テープと同じ要領だと思っているだけに間違いやすいそうなのだ。
　もうあれから1年経つがまだビデオテープのDVDアーカイブ化は
半分もできていない。