ようやく SPACE BATTLESHIP ヤマトを見たのだが

 遅ればせながら先週末にWOWOWでOAされたSPACE BATTLESHIP
ヤマトを見た。

 一応ヤマトファンである女房の友人のダンナさんから戴いたパンフレットには
結末は書いてなかったものの、雰囲気は分かるのでストーリーは想像がついて
いたのだが実際に見てみると‘やっぱり’という感じだった。

 つまりオリジナルの宇宙戦艦ヤマトと劇場版さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士
たちがベースになっていたので、続編を作る事はないだろうと思うのだ。

 なんといっても空間騎兵隊の斉藤始がいたのが決定的だし、宣伝スチール
写真に白兵戦のスタイルで古代進と真田に斉藤がいれば嫌でも さらば宇宙
戦艦ヤマトを思い出す。

 両作品の いいとこ取りをした感じだし続編を作らない一作完結にするなら、
これもアリだと思うし設定の変更であるガミラスをエイリアンにしてみたりイスカ
ンダルの解釈などが違っても SPACE BATTLESHIPヤマトという別作品ならば
悪くはない。

 ただし違和感があるのがヤマトのスーパーウェポンである波動砲とワープ
システム。

 特にワープに ついてはオリジナルでは劇場版でもワープについての説明が
クルーミーティングで語られていて、ハイリスク・ハイリターンというのが視聴者の
我々にも伝わってきていた。

 だから最初にワープをする時など島大介の緊迫感溢れる表情などが印象的
だったのだが今回の作品では意外に サラりと語られている感じだし、敵の猛攻を
避けるために いきなり小ワープするシーンなど驚いた。

 また波動砲についても地球から発進する時に いきなり撃っているが、ああいう
超兵器はオリジナル作品ではガミラスの前線基地になていた木星の浮遊大陸に
試し撃ちをしたようにでないと いきなりではリスクが大きいのではないかと思う
のだ。

 そして14万8千光年という旅をするのに劇中では あっという間に時間が過ぎた
のも違和感がある。

 2時間半以内に収めなければいけないという制約があるのは分かるがオリジナ
ルの劇場版では26話分を しっかりまとめていたので違和感はなかったし、第一
オリジナルでの山場であるドメル艦隊との七色星団での決戦がないのだから もう
少し旅の長さを感じさせる演出があってもいいのではないかと思ったりした。

 余談ながらガミラスの戦闘機を拿捕したシーンはインディペンデンスディを、
イスカンダルでのガミラスとの地上戦のシーンはスターシップトゥルーパーズを
思い出した。

 そんなワケで予想通り宇宙戦艦ヤマトとSPACE BATTLESHIPヤマトは全く
別物の話だと再認識したのだった。
 
 ちなみに来年4月7日から宇宙戦艦ヤマト2199が劇場公開されるらしいが、
どんな内容に なるのやら・・・・

 

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