サンダーバードARE GOがオリジナル版に比べ今一つなのは

 10月から不定期でOAされているサンダーバードARE GOは、19日に
11月7日以来の7話・高速トレイン大暴走がようやくOAされた。

 大相撲九州場所とフィギュアスケートNHK杯の影響で3週飛ばされた
のに続き、ゲゲゲの鬼太郎の作者・水木しげる氏が亡くなった追悼
番組がOAされた事から実に6週間ぶりとなったのだが8話は年が明け
た1月9日になるようである。

 とはいえ10日から大相撲初場所が始まるので再び2週続けて飛ば
されるのは容易に想像がつくので間延び感満点なだけでなく、正直
言って内容的にもオリジナル版に遠く及ばない気がしてならない。

 オリジナル版が10月にスターチャンネルでOAされていたので久し
ぶりにじっくり見たのだが、CG版であるARE GOは映像にスピード
感はあるもののオリジナル版に比べて緊迫度が全くないのだ。

 サンダーバードの魅力は何といっても通常の救助作業では助から
ない人達をハイテクメカを使って救出するという緊迫感があるので、
オリジナル版を見ているとビル火災のEPなどでも人形劇にも拘わらず
被災者達の暑さや息苦しさが画面を通じて伝わってきていた。

 CG版はオリジナル版へのオマージュのEPがあって今回の高速トレ
イン大暴走もオリジナル版の恐怖のモノレールを思い出すし、劇中
で登場する完全自動制御・高速モノレールがリニアモーターカーに
なっている感じだがハッキリ言って緊迫感が全く感じられてない
わけだ。

 またCG版の2話にオリジナル版にもある太陽反射鏡が登場し共に
国際救助隊が出動するものの、あまりにも簡単に片づけてしまう
のには科学が進んだというふうにポジティブに見たいのだがオリ
ジナル版の面白味がない。

 たしかにCG版だと人形劇に比べ登場キャラの動きがスムーズで
アクションなどもいいのでフッド絡みを前面に出しているのだろ
うが、基本的に国際救助隊は敵と戦うという組織ではないので
アクションよりも緊迫感という要素の方が大事ではないだろうか。

 

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