意外に短かいが中身の濃かったゲルショッカー編

 今から50年前の昨日72年10月7日に、OAされた仮面ライダー
80話からゲルショッカー編に入る。

 78話から度々登場していたガニコウモルはカニとコウモリの
合成怪人でゲルショッカー編第1号の怪人という事から強く、
仮面ライダーのきりもみシュートでも倒れず最後は体当たりで
相打ちになるラストで終わる。

 まぁ続く81話から仮面ライダーは復活するのだが以後も原作
者の石ノ森章太郎氏が監督をしたイソギンジャガー編や、正月
明けのニセ仮面ライダー編など印象の強いEPが多く僅か19話に
も拘わらず仮面ライダーのラストを飾るに相応しいシリーズだ
った。

 ゲルショッカーはアフリカ奥地を拠点とするのゲルダム団と
ショッカーを併合させた結果、ショッカー以上の科学力と戦力
を誇り昆虫や動植物の合成怪人が特徴。

 もっとも72年はヒーローのウルトラマンAは男女合体変身で
超人バロム1も番長&秀才の合体変身だし変身忍者嵐も終盤は
月の輪が嵐と合体して新生嵐になっているし、悪の組織もヤプ
ールの超獣が宇宙怪獣と地球の動物の合成だったわけで合成と
合体というのがトレンドだったようだ。

 ゲルショッカー編の大幹部はブラック将軍ただ1人だが十分
存在感があり、見るからに冷徹&狡猾とい凄みがあるキャラで
‘ご安心下さい首領’というセリフが印象的。

 終わり良ければ全て良しという諺があるが、ゲルショッカー
編は仮面ライダーのラストを飾るに相応しいシリーズだったと
思うのだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 大谷翔平2022... 全日本プロレ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。