戦闘能力が上がったモナーク

　先週ゴジラ キング・オブ・モンスターズを見て来たのだが14年
のギャレス・エドワーズ版GODZILLAから始まり、コング髑髏島
の巨神に今回のキング・オブ・モンスターズを繋ぐキーワードが
モナークという組織。

　世界各国の怪獣達の研究や調査を行う国際研究機関で髑髏島の
巨神でコングを発見したのが最初の成果だったわけだが、これま
での2作では密かに活動している感じで秘密機関のような感じだっ
た。

　それが今回は一気に対怪獣戦でも全面に登場し活躍する形だから、
もはや一般社会に認知された組織になっていたわけだ。

　なにせオスプレイのような垂直離陸できるヘリや戦闘機に特殊部
隊だけでなく、これらを搭載&運用し潜水機能まで持つるB-2に似た
ステルス型の大型軍用機・アルゴまで所持しているのだから意外に
凄い組織だろう。

　ゴジラ映画に登場する防衛組織は長年、通常の自衛隊が対応して
いたのだが平成ゴジラになるとvsメカゴジラになると対ゴジラ組織
・Gフォースが登場した。

　これは一般社会にも認知された組織でウルトラシリーズなどにも
登場する科学特捜隊やウルトラ警備隊などと同じようなものだが、
一方でサンダーバードや謎の円盤UFOに登場する組織SHADOOは
イギリス製という事からか完全な秘密組織で超兵器は所持している
ものの一般人で存在を知る者はいないという設定だ。

　モナークも当初は秘密組織だったのだがSHADOOとは違い秘密
保持にはそこまで神経質にはなってないようで、やはり対怪獣なら
一般人にも知らせなければいけないため完全機密保持というわけに
はいかないようである。

　髑髏島の巨神では予算をカットされるなど組織的な危機を迎えて
いたようだがコングを発見する事により存在価値が上がり、かなり
の予算を計上される組織になっているのではないか。

　調査組織だったのが戦闘能力を保持するようになるのはミラーマ
ンに登場する防衛組織・SGMのような感じだ。

　こうなると次回のゴジラVSコングにもモナークは登場するだろう
から、どんな形で登場するのか注目したいと思う。