今さら遅いが、植田ジャパンでは五輪は厳しい・・・・

日本、五輪切符持ち越し=米国に敗れ6敗目―W杯バレー男子(時事通信) - goo ニュース

 W杯バレー男子は今日が8試合目。

 植田辰哉監督率いる日本は開幕戦でイランに敗れたのをはじめアルゼンチン
・キューバ・セルビア・ポーランドと5連敗し、エジプトと中国には勝ったものの
今日アメリカに第1セットこそ37-39と粘ったが結局ストレート負けしてロンドン
五輪出場権が得られる3位以内が完全消滅したのだった。

 世界ランキング18位の日本は残り3試合を世界ランクのトップ3と対戦する
ので残念ながら恐らく2勝9敗で終える事になるのは ほぼ確実だろう。

 来年6月に行われる世界最終予選兼アジア予選でロンドン五輪の出場権を
かけて戦う事になるのだろうが、このままの体制で日本は大丈夫なのだろうか?

 植田辰哉監督は3年前に世界最終予選兼アジア予選で北京五輪の出場権を
獲得し92バルセロナ五輪以来の出場を果たしたまではよかったが、肝心の五輪
本番では予選リーグ全敗という成績で決勝トーナメントにも残れなかった。

 大会終了後にバレーボール協会は植田監督の続投を決めたのだが正直言って
‘今のままではダメだろう’と思ってしまった。

 確かに協会にしてみれば92バルセロナ以来16年ぶりの五輪出場を果たした
植田監督に対する評価は高いのだろうが、反対に五輪では開催国の中国にも敗
れて全敗と最悪の結果になった。

 日本にとって男子バレーは かつて男子のボールゲームで唯一の金メダルを
取った種目だから、どうしても我々が求めるものもバスケットやハンドボールなど
と違い五輪に確実に出て最低でもベスト8に入らないといけないと思っている。

 つまり男子バレーにとって現実的な目標は8位以内という事になるが前哨戦に
なっているW杯で勝った相手がエジプトと中国だけでは何とも心もとないし、恐らく
これが植田体制の限界だろうと考える。

 思えば昨年の世界選手権では1次ラウンドでイタリアとイランに敗れエジプトに
勝って辛うじて2次ラウンドに進出したもののアルゼンチンとフランスに完敗して
2次ラウンド敗退になってしまった。

 この時に植田体制の限界と判断してプロ契約している外国人監督あたりに交代
していれば、今のような成績ではないと思うのだ。

 特にボールゲームではプロ化している時代にノルマも設定されてない体制で好
成績を残そうなどと考えてはいけないし、このままではロンドン五輪の出場権の
獲得すら厳しいのではないだろうか。

 そういう意味でも昨年の世界選手権終了時に監督更迭に踏み切らないといけ
なかったと思うのだが・・・・

 

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