ミラーマン最終EPの内容はウルトラマンAの7&8話の妖星ゴラン編を髣髴
させる。
ゴランが衝突すると地球はひとたまりもないため地球側は迎撃弾道ミサイル・
マリア1号で迎撃する事を計画したがメトロン星人Jrから妨害され失敗した後に
星人とドラゴリーから2号機を守るのかというEPだった。
しかもメトロン星人Jrが山中隊員の婚約者・マヤを殺害して乗り移りTACの
基地内で破壊工作をするなど暗躍するのに対し、ミラーマンでもジャンボフェ
ニックスを襲撃して乗っていた隊員達に憑依してSGMの基地に侵入して爆薬
を仕掛けて壊滅させようという計画があった。
つまりミラーマンでは最終回で使われたシチュエーションがエースでは7話&
8話で使われているわけだが似ている感が小さいのは最終回ならではの
京太郎と朝子との別れが描かれているので コチラの方の印象が強いのと、
ゴランを爆破してもヤプールやメトロン星人Jrには あくまで作戦失敗に過ぎない
のに対しインベーダーにとっては自らの星なので失敗した場合は全滅すると
いう敵の ひっ迫感も出ているからだろう。
何事もベースになるEPをアレンジするケースは多いのだがミラーマンの最終
EPはエースのゴラン編よりも半年後のOAだから下手すれば‘パクり’と言われ
かねない。
しかし それを全く感じさえないのは最終回のEPを担当した職人ライター・山浦
弘靖の力量からではないかと思う。