やはり行われたネクサスでの正体バレ

 ウルトラシリーズではセブンの最終回でモロボシ・ダンがアンヌ
隊員に自らの正体を明かす、いわゆる正体バレが素晴らしい感動を
生み帰ってきたウルトラマン以降の最終回では身近な人に主役が自
らの正体を明かすシーンがヤマ場になっていた。

 ただしウルトラマンネクサスは姫矢編では姫矢自身が孤独に戦う
キャラでウルトラマンの光に導いた少女・セラは既に亡くなってい
るし、職場の先輩である佐久田 恵に対して姫矢は恋愛感情を持って
いるとはいい難く終焉の地で溝呂木眞也から正体を知らされた形で
正体バレシーンとはならなかった。

 そこで千樹憐編では当初TLTの松永管理官からMPの野々宮瑞生が
憐を監視する任務を与えられ、監視しているうちに恋愛感情を持っ
てしまう。

 ただし憐はアメリカのプロメテウスプロジェクトによって誕生し
アカデミーでの純粋培養だった事から恋愛感情というのはなかった
ものの、自らを監視する瑞生に対して親愛の情を持ち始め瑞生を守
るというモチベーションが生まれていた。

 だからこそ瑞生が襲撃されたりすると凄く感情的になるなど完全
に恋愛感情を持っていたのだが、瑞生は恋愛感情と任務の間で憐は
自らの命の終わりが近い事の意識から本気の恋愛感情にまでは行っ
てなかったのが現状だった。

 しかし憐がTLTのホワイトスイーパーに拉致され姫矢同様ビースト
振波を照射する人体実験を受ける事になったので、瑞生はMPの任務
を裏切る形で孤門に憐の事情を説明。

 そのおかげでナイトレーダーは憐救出作戦を敢行し憐の命を救う
事になり、初めて憐への思いを確認したわけた。

 そして瑞生は憐がウルトラマンである事を知るわけで姫矢編では
なかった正体バレが実現する事になったのだった。

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