スポーツのビッグイベントは観客動員よりも・・・・

 昨日終わったトヨタ・世界クラブ選手権はバルセロナの初優勝で幕を閉じ
たが、面白かったのがサッカーライター・宇都宮徹壱氏の
アブダビ日誌2009
というコラム

 連日読んでアブダビの様子が分かって面白かったのだが、観客動員数は
日本で行われていた昨年までより少ないにも拘わらずFIFAのトップの評価
は高いそうだ。

 最も大きいのが時差。
 特に日本で開催するより時差が あまりないので特にスケジュールが建て
込むバルセロナをはじめとしたヨーロッパの選手達には楽だし、ヨーロッパ
の視聴者にも現地時間で20:00キックオフはヨーロッパでは17:00だから好評
らしい。

  考えてみると昨年の北京五輪では放送権料を最も払うアメリカに配慮して
競泳や体操などはアメリカのゴールデンタイムにあたる午前中行われる事に
なった。

 反対にサッカーのW杯がアメリカ大陸で行われる時はヨーロッパのゴール
デンタイムに合わせるため、酷暑の中でも昼間にキックオフされるのだ。

 そういえば冬のオリンピックでもスキー競技は基本的に午前中から昼に
かけて行われていたが、トリノの頃からジャンプやモーグルにアルペンの
スラロームまで夕方の視聴率が稼げる時間帯に行われている。

 つまり現在のスポーツビジネスでは観客動員数よりTVの
視聴率の方が重要視される傾向が強いという事だろう。   
     

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